か細い腕のマスコミにいいようにされているわれわれ
マスコミは情報だけを提示すればいいのに
価値を押し付けている
それがまだいいものだらけならいいんだが
どちらかというと彼らの提示する世界像は
不信や疑念や懐疑とか
悪意があるとさえいえることばままある
またときには自分たちの思想に合わせ
自然に捏造や扇動をすることも
趣味でやっているだけなら別にいいんだが
人はそれはそのまま信じている
そもそも海外の報道にしても
マスコミは公平さがあるとは思えない
そもそも現地で数年でも暮らさない限り
現地の文化というものを把握することは
無理じゃないのだろうか
そんなに簡単に理解できるものだろうか
アメリカが日本の文化をどれだけ理解しているのか
ということを考えば同じことが
日本がアメリカの文化をどれだけ理解しているのか
ということをいえる
それも一人の記者の見た世界に依存するなど
一体どれだけか細いラインなのか
そんなことを考慮した上で何かを考えないと
そのか細いラインの細腕の人にいいようにされてしまう
マスコミとはそういうもので
自己の思想のもと意図的でない場合も多いが
何か誘導するようにしむけてしまっているものだ
だから私たちは心を正して
その内容を吟味しないといけない。
そうでないと昔のように扇動されてしまうこともあるだろう
そのための健全な理性と思想をもたないといけないのだ




