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妄想から解き放たれる詩 イン  作者: きるけ
未来
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そいつがいった 1 お前は何かに気づいたのだ

ある日、お前は気づいたのだと

何者かに言われた


ボクには心当たりがなかったので

何のことだと言ったら

同じ言葉を何者かは繰り返すばかりだ


何か邪悪なものなのだろうけど

そいつが何者であるのかが

自分には重要でなかった


実は毎日その何者かの目的を阻害しようと

いろいろと思い、実行していたのだから


それをその何者かは

嫌に思っていたのかもしれない


本当のところボクらは、実際

どんなことでも心で

思い描いてそれを貫いていけば


必ず何かの結果は出てくるものだ


しとしとふる雨もいつの間にか

水溜りをつくるように


そういう地道な努力に飽きを抱かないで

大きな進みべき道につぶされないで


何かを何とかこなしくいくことが一番

その何者かは恐れていることなんだと


それに気づいたことを

そいつは怖がっているようだ。


実はそんな単純なこと

だれでも知っているし

誰もが実行している


なのに何が怖いのだろうか


もしかしたらそいつは

そいつが恐れているそのことがあって

それをわからないでも実行することを

怖がっているのかもしれない


そういうことを気づかれたくなかったのだ


そう思ったとき

何かそいつの強力な力が

弱まっていったように思えた


やることは一つしかない

ボクらは悪意に負けないように


心に強く願うことで

自分を奮いたたせていくしかないんだ

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