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矛盾あるところに未来の種がある
連作 未来へのイメージのもと
未来へのあたらなイメージは
一体どこからやってくるのだろうか
そのままこことつながっているだけなら
それは未来というにはなんだかお粗末なような
いわば単なる現実の続きでしかなくなることが多い
未来は違う形で人々に実はやってくるのではないか
もしかしたらそれは実際は矛盾したものとして
僕たちの前に現れてくるものなんかじゃないのか
だから未来をみたいなら矛盾した概念の中に
答えを見つけようとするのがいいのだろう
理想の世界には矛盾がないから
矛盾を解決したそこに未来が見えてくる
と考えられるから
余分なことだけど
矛盾を解決するために一方を壊したら
それもまた矛盾の原因になる。
壊すのでなく新たに作り変えるもので
ないと建設にならない
いい意味での