7話
「で、話ってなんだ」
「俺は、この国の皇帝や貴族どもが嫌いだったから、そういう奴らを殺す依頼を受けてた。ちなみにそれ以外は殺してない。だが、ある日隣の友人に殺しをしているところを見られて、咄嗟に殺そうとしたが敗北。で、説得されて、罪滅ぼしのために国を良くしたいんだ。」
「護衛などもいる貴族を殺せるほどの殺し屋が、そんな少年に負けたと?」
「ああ。…こいつは、青鬼だ」
「あっ青鬼ですと!こっこれは失礼いたしました、青鬼様!!」
「随分と簡単に信じてくれるんだな」
「首都には種族探知機がよくあるからね。種族の嘘をつく人がほとんどいないんだよ」
「へえ、便利なもんだな」
「あっあの、青鬼様。差し支えなければ、髪や瞳の色を見せてはもらえないでしょうか?」
「あ、はい、髪の色なら。あと、僕は常に男の子に変身しているので、ご了承ください」
「はい、もちろんです!」
フードを取る
「あっ、青い!伝説の、青い青鬼様でしたか!!ああ、人生でこんなお方に出会えるとは夢にも思っておりませんでした…」
「髪見せるたびにこれやるのか?」
「うん、いつも青鬼って言うとこうなるんだよね。」
「フード常に取っておけよ。青い髪自体はまあ、いるっちゃいるし。めっちゃ目立つってわけでもないだろ」
「そうだね」
「ああ、青い青鬼様が味方についてくだされば、革命軍は勝ちも同然です!本当にありがとうございます」
「頭下げまくりじゃん、おもしろ」
「こら、失礼だよ。何で人が頭下げてておもしろいの」
「はいはい、いい子ちゃんはいい子だねえ」
「こちらでお待ちください、今、仲間を連れてきます」
そして、青鬼だというと、皆大体同じような反応で頭を下げてきた。
「青鬼ってすげえ、もう組織乗っ取ったじゃん。ありがとおっさん」
「いえ、滅相もないですヴァルド様」
「俺まで様付けかよ」
「青鬼様のご友人ですので」
「あの、僕の名前はラディシャです。なので、今度からそう呼んでもらえるとありがたいです!」
「「「はい、ラディシャ様!!」」」
「教祖みたい」




