6話
「っていうか、皇帝を会心させるのか?それとも別の奴を皇帝にして良くするのか?」
「それは、レオン・ハーヴェスを皇帝にしようと思ってる。」
「さっきの公爵か。確かに妥当だな」
「これ以上は話してもどうなるかわからないし、まずは行動あるのみ!今日ここに泊まってよ。明日一緒に動こう!」
「オーケー了解!がんばるぜえ!」
――――――――――
「よし!革命軍を探そう」
「どうするんだ?」
「とにかく首都に行く。もちろんテレポートで」
「了解!」
「僕に触れて」
「オーケー」
路地裏にテレポートする
「やっぱ路地裏か」
「まあ目立たないようにね」
「とりあえず聞き込みだな。お、そこの八百屋とかどうだ?」
「うん、いいね!」
「お前どうせ嘘つくの下手だろ。俺が聞くわ」
「うっ…。はい」
「すいません、ちょっとお話いいですか?」
「あら、何かしら。何でも聞いていいわよ」
「俺達、田舎者でして。最近ここに来たんですよ。なので内政のことをよく知らないんですが、なにやら皇帝が随分と暴君だと聞きまして。あまり詳しくないので聞きたいんですが」
「ええ、そうなの。ちょっと前から皇帝が変わって、そこからは税がどんどん吊り上がってしまってるのは知ってるでしょ。もう、暴君ったらありゃしないよ。みーんな不満に思ってるよ」
「そうなんですね。そんなに恨まれてるなら、何か革命とか企まれてそうですね」
「ええ。実際革命軍があるのよ」
「あるんですか!」
「皇帝も革命軍のアジトをつぶして回ってるけど、本拠地が見つからないらしくてね。今も隠れながらきっと準備してるわ。…革命はいいけど、もし暴力に訴えるようならあんまり応援したくはないわねえ」
「そうなんですか。…実は俺達、田舎で吊り上がった税に苦しみまして。それで皇帝を恨んで、ここに来たんですよ。絶対に暴力に訴えたりしないので革命軍に入れたりしないですかね」
「あら、そうなの。ここら辺にアジトがあるのは知ってるけど、あまり詳しくはないわねえ」
「いえ、十分です。ありがとうございます!」
「いえ、いいのよ」
「早速いい情報が聞けたね」
「だな。俺は耳と嗅覚がいいから、アジト探しなんて容易だぜ。」
「おお、頼りになる!」
「お前は何かアジト探しに使える能力とかないのかよ」
「僕はテレポートと戦闘しかできません」
「いやまあテレポートが一番役に立ってるからいいか……って、何か向こうから路地裏にしてはたくさんの人の音が聞こえて来るな」
「もしかしてアジト?」
「そうかもしれねえ。行くぞ、付いてこい」
「うん!」
「ここだ。」
「ノックしてみる?」
「俺がいくぞ。お前は小柄だから舐められそうだ」
「危なくない?」
「俺より強い奴はお前しか見たことねぇから大丈夫だ。ってか、お前の隣ほど安全な場所はねえだろ」
「確かに、ヴァルド強かったもんね。僕も強いし」
「よし、行くぞ」
コン コン コン
「何だ」
―ガチャ
「……誰だ、お前らは」
「俺はヴァルド、元は殺し屋だったが今は足を洗った。この国の現状に不満を持っていて革命軍に入りたい。隣の奴は俺の友人だ」
「…ここは暴力はご法度だぞ。」
「ああ、いいぞ。だから足を洗ったんだ。とりあえず話を聞いてほしい」
「…話だけだぞ」
「ありがとう」




