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青鬼の女帝  作者: ぽつ
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5話 どうやってお国直しを?

「今日は僕の家に来てよ。これからのことを話したいし」

「お前の家ってどこなの?あとつけても路地裏に行ったら毎回消えるから不思議だったんだよ。」

「え、あとつけてたの!?」

「いやお前の素性が気になって、な」

「まあいいや、僕の家はガートル森の中心だよ」

「めっちゃ秘境じゃねえか!」

「あと僕は一度行ったところにはテレポートできるからそれで行き来してたんだ」

「最強じゃねえか!すげえな!」

「僕に触れると一緒にテレポートできるんだ。肩をつかんで、いくよ」

「おう」


 森の古びた洋館の前にテレポートした。


「ここが僕の家。少し古いけど中はきれいだよ、入って」

「お邪魔しまーす」

「ヴァルドは返り血がすごいからシャワー浴びてきてよ。僕は着替えを買ってくるから」

「何から何まで悪いな」

「いいよ、僕たち友達だもん!」



――――――――――




 返り血が取れて新しい服を着たヴァルドとラディシャがソファーに座っている


「で、だ。俺達はお国直しをするわけだが、どうするんだ?」

「まず、僕たちと同じような志の団体を探してみよう、そして良さそうだったら入れてもらう。無かったら、僕たちが作るしかないね」

「そうだな。人がいなきゃ始まらない。まあ、本格的な活動をしてるかは知らないが、不満を持っている奴は大勢いるし、何とかなるだろ。だが問題は団体に入ったり作ったりした後だろ。どうするんだ?」

「実はこの活動に協力してくれそうな貴族を一人、知ってるんだ。名前はレオン・ハーヴェス。その人は公爵なんだけど、前皇帝のことをとても尊敬していて、今の皇帝に不満を持っている。大貴族にしては珍しい、善人だよ」

「なるほど」

「だけど皇帝に反発しているせいで、皇帝に嫌われているし、周りからものけ者扱いで、昔より大きく

力を落としているんだ。ただ、民からの支持は厚いから皇帝も扱いに困っていて、大きな嫌がらせなどは起こっていないんだ。優しい人だし、これが成功したらその人の力も回復するだろうから、きっと協力してくれるよ」

「公爵が協力してくれるなら、一気にやりやすくなるな。ま、友人が世界最強なんだ。身の危険を考慮せずにできるのはいいな。……お前、無理しなくていいけど、正体を出すのはどうだ?できれば顔も。青鬼ってのとその見た目だけで、協力してくれる奴は大勢いるだろ」

「…うーん。青鬼ってことと髪の毛は出してもいいけど、顔は怖いかな」

「まあ、その髪色ならお前に逆らうのは無謀ってよくわかるしな。強さを見せれば青鬼ってのも信じてくれるだろ。その髪色で、"言うこと聞かないとお前を殺すぞ"って脅したら皇帝も身の危険を感じていい奴になるんじゃね?」

「いや、殺しはだめだよ!」

「ははっ、冗談だよ」

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