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青鬼の女帝  作者: ぽつ
28/37

28話

「はい、会議です!昨日もやったのにまたごめんね?」

「それはいいが、何を話すんだ?」

「というより、仮面は付けなくていいんですか?」

「うん、もうみんなは僕の顔知ってるし、みんな以外とこのお城で会うことも無いから、もういいかなって!でもやっぱちょっと怖いから男の子のままではあるんだけどね?」

「それもそうですね、わかりました。で、会議とは何を?」

「うん、実はちょっといい事思いついて!」

「良い事?」

「僕がトップになったから、もうメルボン家が皇帝になることはないでしょ?」

「はい。レビーゲルのご子息はいますが、その者たちが皇帝になることはないでしょう」

「そう、だから心機一転"ディビラン帝国"の名前を変えてしまおうと思って!他国にもう今までとは違うんだぞっていうアピールも兼ねて」

「ああ!良いんじゃないか?」

「良いと思いますよ!」

「はい、賛成です!でも、名前はどうするんですか?」

「昨日僕、ベッドの中でずっと考えてたんだけど、"ルステレア帝国"ってどうかな?意味とかはなくて、響きで考えたんだけど」

「良いんじゃね?なんか"ディビラン帝国"って名前お前に似合わないし、そっちのほうが合いそう」

「良いと思いますよ!ラディシャ様が決めた名前なら国民も喜ぶでしょう!」

「とても素敵な名前です!ラディシャ様!」

「じゃあ、決定ね!今日からここは"ルステレア帝国"です!!」

「おう」

「はい!」

「ええ!」

「じゃあ話したかったのはそれだけなんだ。みんなありがとう!解散!」

「はい、ではお先に失礼します」

「では、私も失礼いたします」

「うん、じゃあね!僕も戻ろうっと!」

「…」

「?ヴァルドは帰らないの?」

「…あの、ラディシャ?その…。いや!やっぱ何でもねぇ」

「?そう?…何かあったらいつでも言ってね?」

「…おう!わかったぜ!…もう、戻るな。じゃあな!」

「うん!……何だったのかな?」




――――――――――




 別に物凄く大きい事ではない。大して問題があるわけじゃない。寧ろ人によっては全然平気なことで、俺がちょっと変なだけだのだろう。過剰に反応してしまうだけなのだろう、きっと。…ああ、こんなんじゃ駄目だな。もっとしっかりしないと。

……頑張らないと。

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