表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
青鬼の女帝  作者: ぽつ
15/37

15話

「とりあえず、騎士団の皆さんには僕の公爵邸に泊まってもらいます。部屋数はいくらでもあるので」

「そうだね、ここしか場所無いもんね?……全員はいるかな…?」

「まあ、相部屋で狭くはなりそうですが、…が、頑張れば?」

「全部で何人いるんですか?」

「500人ほどですね。…大丈夫ですか?いざとなったら野宿でも…」


 ―バンッ!


「し、失礼します!」

「何回やるんだこのくだり!」

「申し訳ございません!で、ですが!レビーゲル・メルボン皇帝が、降伏しに来ました!!」

「、ええっ!!」

「騎士団が減って参ったのかぁ?…取り敢えず、俺達勝ったのか」

「そ、そうだね…?革命は成功した??」

「というより、これから国が良くなっていくんだろ」

「まあ、取り敢えず。レビーゲルに会いにいきますか」


 応接室には縄で縛られ床に座っている、豪勢な服を着た何とも言えないおじさんがいた


「この人がレビーゲルさん?」

「はい、そうです」

「生まれた環境は最高だってのに見た目も中身もダメって、こいつ自身の良いところ一つもねぇじゃん、カワイソー」

「な、何と無礼であるか!儂は皇帝であるぞ!!」

「でも降伏するってことは、退位するんだろ?"元"皇帝じゃん」

「皇帝であったことがある人物など、貴様よりはずっと偉いわ、野良犬め!」

「犬じゃねぇよ、狼だ。目ン玉腐ってんのか?変態猿」

「はいはい、ケンカおわり!で、取り敢えず、退位してくれるんですよね?レビーゲルさん」

「…ああ、こんな国自分から捨ててやるわい。精々儂の尻拭いをするんだな、革命軍共め」

「じゃあ、これで一件落着かな?レビーゲルさんも裁判とかにかけないとだよね。えっと…、アズベルさん、レビーゲルさんを頼めますか?」

「ええ、勿論です。…行きますよ、レビーゲル」

「…チッ」

 部屋を出ていく二人


「で、どうする?」

「後は、レオンに皇帝になってもらえば終わりだね」

「……その、私が皇帝にならなきゃいけませんか?…ラディシャ様のほうが革命に貢献しているので、あなたが皇帝、というより女帝になったほうがいいんじゃないですか?」

「ああ、やっぱり?俺もそう思ってた」

「え」

「革命に一番貢献していて、しかも青い髪の青鬼となれば反対の者など居ませんよ」

「革命軍の奴もレオンよりお前を慕ってる。ってかレオンはお前の部下だから、ラディシャの上に付こうなんて思ってねぇよ」

「いや、でも最初はレオンがなるって話で!僕も皇帝の器なんかじゃないし!!」

「そんなこと気にしなくていいですよ!国民のために皇帝になろうとしていただけであって、皇帝の座に興味があったわけではありませんから。ラディシャ様は優しい方ですのできっと大丈夫です!僕も公爵として一緒に協力しますから!!」

「俺も一緒にやるから!いけるだろ、なんとかなるって!」

「え、いや、でも、」

「やってください!」

「やれよ、世のためだろ?いつまでもウジウジしてんな、腹くくれって!」

「あ、う、…は、ハイ。ヤリマス」

「二言はないですね?」

「ッシャァ!言質とったぁ!!」

「これからもよろしくお願いしますね、ラディシャ女帝!」

「精々頑張れよ、ラディシャ女帝!」

「…まさか、人生で国のトップになる日が来るとは…。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ