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『』は初登場の登場人物紹介。モブは除く。
2回目以降は前書きに書きます。
井上達也
大学で経済学を学んでいる。
佐々木康一
達也と同じ大学で経済学部
達也とは小学校からの幼なじみ
金剛のぞみ(こんごう のぞみ)
普通の大学生、達也とは小中学時代の同級生
MY
⁇⁇⁇⁇⁇⁇⁇⁇⁇⁇⁇⁇
「全部で158人一応いるっぽいね、、、よーしと。あっ、私のことは主催者とでも呼んでね〜」
相変わらず姿は見えないまま、主催者はこの場が途切れることなく話を続けた。
ゲーム?どういうことだ?一体何が始まるのだろう。
周りは、これから何が起こるのか分からず怯える者。イベント事だと思って笑っている者。ドアをこじ開けようと試みる者、、、様々であった。
「ゲーム?どういうことだよ!なんだよ!さっさと帰らせろよ!ドアも全部開かねぇしさぁ!?」
「まぁまぁ、落ち着け。一旦話だけでも聞こうぜ?」
とある人物が足を地面に思いっきり叩きつけ、声を荒げた。そして、それを落ち着かせている人物がいた。
あれはたしか、暴れていたのが佐賀で落ち着かせてるのが鬼頭か。
『
佐賀 勇人
小中時代からずっといた問題児。
現在は中卒で土木業のアルバイト。
』
『
鬼頭 慎一郎
達也達と同じ小中学の同級生
現在は、心理学をメインに学んでいる大学生
』
「そうだよー落ち着いて聞く耳ぐらいはたててよ。そもそも姿見えないから、聞く耳しかたてられないかw。それで、無事にゲームにクリアできれば帰れるんだからさー。何なら、わざわざ時間を割かせた報奨金として1000万出そうかな。」
「「「いっ、、、1000万!?」」」
その言葉と共に周りのざわめきが大きくなる。
「当たり前だけど。あくまで、ゲームに勝てたらだよ。ゲームに勝ってクリアできれば1000万。ここにいる人は全員強制参加。以上!」
強制参加、、、。マジか。
「だから、強制参加ってなんだよ!さっさと帰らせろよ!俺は今日。大事な用事があるんだよ!付き合ってられっかよ!」
佐藤は誰もいないステージに向かって、声を荒げる。
「ああ。もううるさいなぁ。佐賀だっけ?。これ以上邪魔するなら脱落だよ。強制参加だ。このゲームからは逃れられないんだよ。」
主催者の声に少しだけ怒りが混ざる。これは忠告だろう。
「んだよ!やってみろよ!」
「んまぁ、見せしめにはちょうどいっか。えーと、、、佐賀のはっと、、、、、、あったあった。
佐賀勇人はこのゲームから脱落〜。」
佐賀は主催者を挑発すると、主催者はその挑発にのる。
しかし、さっきのような怒りは感じられなく、最後の一言にはとても笑みが感じられるようだった。
そして、僕達の目の前で佐藤勇人は爆発した。
横にいた者も爆発に巻き込まれた上で。
比喩表現なく。目の前で。血飛沫を上げて。
一瞬で2人が目の前で亡くなった。