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未だ見知らぬ進化を求めて  作者: まよいネコ
利用される悲劇
81/190

え、これ何の回?

 はい、今回よく考えないまんまに書いたので1ミリたりとも物語が進みませんよ〜。

「スマン、思ったより手こずっちゃったわ。マジでなんやねんあの動き、胴体から上だけ動くとか反則やん!?」


 そう言えばこれまで戦ってきた敵に無機物系ってそう言えば例のウッドゴレムしかいやんかったわ。まあ、アイツって確か魔術師やったかが作ったストーンゴレムの廉価品って言っとったし、今回のストーンゴレムには性能では負けるって何となく分かっとったけどさ?想定が甘かったわ、正直。

 なんかあるやん?今までの敵ってスライムくらいしか変な動き方する敵って会ってなかったから戦い方分からんかってんや。いや、言い訳なんやけどさ。


「君さあ、反則とか反則じゃないとかじゃないって私は思うんだよねぇ。君、なんか勘違いしてないかな?相手も一匹のちゃんとした生命なんだよ?君が命懸けで戦っているのと一緒で相手も真剣に戦ってるんだよ?そりゃあ予想外な攻撃の一つや二つしてくるよ!」


 うおぉ、面倒くさ!ちょっと反則って言っただけやのにめっちゃ怒られるぅ!確かにコリンさんの言いたいこともわかるけど流石にそれは僕が嫌いやからって酷くね?


「いやはや、すまんな、そんなんあんまり考えてこやんかったわ。ハハ」


「ちょっとカイン、ちゃんと言い返しなさいよ!コリン!あんたちょっと言い過ぎじゃないの!?あたし達は新人冒険者なのよ?相手がちょっと変な動きをして苦戦した。それで愚痴をこぼす位いいじゃないの!」


「今回はコリンが悪い。カインに謝った方がいいよ?」


 おお!サリアにエリス!僕を庇ってくれんのか。ウンウン、やっぱり持つべきはパーティーメンバーやなぁ。


「グッ...!わかったわよ、今回だけは謝る、はいすいません。カインくん?これでいい?」


「うっわ、なんやそのイヤイヤな謝り方。もうちょっとだけで良いから誠意?みたいなんは込められんの?」


「ふんっ!誰があんたなんかに誠意を込めるもんですか!母さんの事は許したとはいえ私は個人的にあんたのことが嫌いなのよ!」


 うへ、案外どうでもいいちゃいいけどそんな面と向かって言わんでもええんとちゃうか?って思っちゃうな、僕は。


「まあええわ。別にそんな誠意が籠った謝罪とかしてもらってもしゃあないし、次行くか、次!」


「じゃ、次はあたしの番ね!あたしの得意な魔法が火魔法だからストーンゴレムは正直苦手なのよね。ま、やるけど危なくなったらカイン、助けてね」


「おう、任しとき!ま、苦手分野やからな、あんま気負わんときや。ホンマに危なくなる前にはちゃんと助けるからな」


 とは言っても今僕がストーンゴレム倒しちゃったからな。また見つかるまではしばらく奥に進まんとあかんねんけど。


 そこからは結局二階層では魔物が見つからず、三階層に降りてきた。コリンさんが言うにはここからはストーンゴレムに加え、パワーモンキーという名前に反してなかなか素早いらしい猿が出てくるそうや。


「あ、それやったらストーンゴレムだけ僕が倒してパワーモンキーはサリアに任せるってことでどうや?」


「うんそれだったら全然問題ないわ。元々サリアは後衛だしね」


「そう?それだったらアタシもやりやすくていいわ!動物型なら焼けるし得意分野だわ!」


 よし、初階層やしちょっと真面目に行こっか!

 いや、そろそろ宝箱とか欲しいな、これまで宝箱ってボス報酬の奴しかいいの当てられてないし。

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