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未だ見知らぬ進化を求めて  作者: まよいネコ
異なる世界との遭遇
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作戦会議をギルドの2階へ

仕事疲れで頭回らへん。変な文章やったらごめんな。

 ゴブリン村討伐作戦会議の日が遂にやってきた。

 作戦会議はギルドの2階、会議室で行われるらしい。出席者はリーダーだけと言われ、サリア達は1階のロビーで待っていてもらうことにした。

 ちなみに飲みのもは1人2杯までね。なんせ金がないから。


「諸君!体はちゃんと休めてきたか?ではこれより、ゴブリン村討伐作戦の会議を始める!進行は俺、ギルドマスターのエドモンドが務める」


どうやら司会はギルド側で用意してくれたらしい。


「今回参加することになった冒険者の数は38パーティー、数にして67人になるそこにギルドの武闘派職員が10人加わり、合計77人になる」


「今回Bランク以上が所属しているパーティーが三組、11人おり、そこに今回集落を発見した冒険者が集落の襲撃チームを率いて攻め込む、それ以外の方はゴブリン達が逃げないように包囲する係だこれはランクEからランクDまでが包囲チームになるな」


 もしかして僕らも包囲チームに入ってるけどCランク以上が攻め込むんやったら僕ら、ゴブリンの相手なんてできひんとちゃうんか?

 ...これ、どうにか僕らも攻め込んで経験値稼ぎ出来ひんかなぁ?


「では次に出発する時間だが、明日の昼の鐘がなる時間に西の門に集合し、事前に聞いていたパーティー名を私ども職員に伝えてもらい全員そろい次第、出発する。この時1刻ほどは待つが来なかった場合依頼を破棄したという扱いになり、そのまま出発させてもらう。この場合後日ペナルティが課せらる事になるからサボるんじゃあねえぞ?」


 なるほど、じゃあ明日は1回ギルドに寄らんでも直接西門に行けばいいんやな。楽でええわ。


「最後に今回襲撃するパーティーを紹介しておくぞ?。『踊る氷剣』のリーダー、Aランク冒険者のミシェルだ。今回の討伐作戦で1番の高ランク冒険者だな」


 ほえぇ。なんかちょっと冷たい感じはあるけど結構美人な女の人やな。大体二十歳位か?青系の髪がクールな印象を与えてくる所謂クール美人。


「ミシェルです。これから少しの間ですがよろしくお願いします」


 なんか挨拶もちょっとクールな感じやな。僕もちょっとクールな男目指そかな?...いや無理か、直ぐにボロが出る未来が見えるわ。


 因みにパーティーの人数は4人やったで。男2人、女1人やな。そこにミシェルが加わった4人な。


「続いて今回助っ人に来てもらった、『漆黒の鉄人』のリーダーでありBランク冒険者のブライアンだ」


少し黒い肌をしたガタイのいい男が前に出てくる。


「ブライアンだ。大盾を使っている。くれぐれも俺たちの邪魔をしてくれるなよ、低ランク共。お前らは俺様の勇姿をただ黙って見ているがいいさ」


 うっわ、感じ悪!因みに詳しく言うとブライアンは高慢そうな顔をして、だいぶ日焼けしたような30歳程の大男だ。頭の方はと言うと温かそうな筋肉マンとは正反対で、少し寒そうだ。

 あと、パーティーメンバーは、全員男で3人組みたいやな。


「最後に『潜むもの』のリーダーでありBランク冒険者のシドだ。今回ゴブリン村を発見したパーティーのリーダーだな」


「紹介に預かりました、シドです。普段は偵察依頼や護送などをしています。戦闘力では他のBランクパーティには劣るとは思いますが、経験はあると自負していますので、よろしくお願いします...」


 シドさんは目元にクマができた地味そうな人やな。パーティーは男ふたりと女1人で、なんかみんなどこにでも居そうなThe、平均って感じの人ばっかや。

 うーん説明がめっちゃ難しい顔、特徴がないのが特徴、って奴かな?


「以上の3組でリーダーの部隊を3つ作り上げ、同時で集落に襲撃をかけることになる。包囲組の配置は受付嬢に言ってあるので後で受付で聞くように。これで説明は以上だ、質問は?」


「質問だが、今回俺たちは初めて大規模な依頼を受けるんだが、何を用意したらいい?」


 ナイスや!見知らぬ冒険者くん。それ僕も気になっとってん。質問する勇気がなかっただけで後で受付嬢にこっそり聞こうって思っとってんけどな?

 ここで聞けんのやったら楽でええわ。一応鎧は絶対欲しいと思ったから用意しといてんけどな。

鎧とかローブ着てない冒険者なんて今ん所見たことないし!


「ああ、それならいつも通りの装備に長期になる可能性があるから多めに食料などを用意しておいた方がいいだろう」


「なるほどな、感謝する」


「大丈夫だ、ここにはまだ大規模依頼を受けたことがない冒険者も大勢いることだからな。他に質問は?...無いようだな。それでは最初に説明した通り明日にまた集合してくれ。解散だ」


 よっしゃ、これで終わりか。

 絶対2人とも下で暇してるはずやから帰り待ってくれた、ってのでなんか買ったろっかな?


 階段をおりていくと2人の姿が。ほかの降りてきた冒険者立ちを見て終わったと判断したんやろう。


「カイン、帰りに串焼き買っていこ?」


「お?うーん、まあ、いっか。分かった行こか。いつもの串焼きとこのでいいか?」


「やった、勿論そこでいい」


 明日は大きい依頼やからな、それで気合入れてくれるんやったら安いもんや。

 マイそこが安いってのもちょっとやで?ちょっとはあるけどな

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