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未だ見知らぬ進化を求めて  作者: まよいネコ
〜幕間〜やり残しのダンジョン探索
183/190

オークのセンシ

 前話を少し編集して五階層で一日泊まり修行パートを作ることにしました。

(ꇐωꇐ)/\(ꇐДꇐ)/

 五階層にて出来るだけオークを倒しながら探索することにしたカイン達はようやくオークソルジャー二体とオークマジシャン一体のパーティに出くわしていた。


「出たぞー!僕が前線はるから魔法の準備お願いするな」


「ええ、任せてちょうだい!直ぐに準備を終わらせてあげるわ!」


 そう言ってサリアはまた陽光魔法を発動するべく杖をかまえ魔力を操作し始めた。

 エリスはエリスで僕がダメージを負った際に使う回復魔法を用意している。さすがに過剰だと思ったのか、『バラバラの心』スキルは使っていないようだ。


「『ジャンプ』ッ!でやぁッ!」


 ジャンプのスキルでオークソルジャーの一体に近づき切り上げて攻撃するが、オークは手に持っていた棍棒で僕の剣を防御する。


 その隙にもう一体がこっちに棍棒を振り下ろして攻撃してくるが僕も肘の辺りから楯状に纏血を伸ばして受け流しながら同時に剣を振り上げ、棍棒で攻撃したあとで隙だらけになった肩を切断してやる。


「ブ、ブギィーッ!」


 肩を切ってやったオークソルジャーは悲鳴をあげて後ろに数歩後ずさるが、もう一体のオークはそれに怒った様子で滅茶苦茶に棍棒を振り回して攻撃してきた。


「カイン、マジシャンの魔法、来るよ。土魔法」


 エリスが魔法の警告をしてくる。マジシャンの方を見ると確かにもう魔法が完成していて僕に向かって飛んできていた。


「うおっとぉッ!ありがとエリス。助かった」


「んーん、だいじょぶ」


 チラとマジシャンを見ると急いで次の魔法を準備しているようで杖に視線を落とし集中している。

 うーん、あいつの魔法はもうちょっと時間かかるみたいやしまだ動揺してるこの肩なし野郎を先にやった方がええかな。


 マジシャンは次の魔法に集中していることでしばらくは無視することができる。ので、今のうちにに片腕を失っているオークソルジャーを倒してしまいたい。


「オラ死ねぇッ!ついでに剣術スキルも早く上がれぇッ!」


「ブギィッ!!」


 もう一度首目掛けて振った僕の血剣は片腕オークの首を捉えはね飛ばした。


 その勢いでもう一体のソルジャーも右切り上げで切断しようとしていたが一歩下がり避けられてしまった。

 だがソルジャーは無理な体勢になって僕の斬撃を避けたせいで次の攻撃はしっかり当たりそうだ。


「貰ったァッ!」


「あたしも完成したわッ!」


 今度こそしっかりとソルジャーの心臓を一突きし仕留めきった。

 その後飛んで行ったサリアの陽光魔法も発動に集中していたマジシャンの体にあたり、10秒と少しで炭になった。


「おお、やったな!充分この階層でも通用できるやんけ」


「そりゃあね。四階層であれだけレベル上げしたんだから通用してくれないと困るわよ」


 まあ、確かにな。

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