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未だ見知らぬ進化を求めて  作者: まよいネコ
〜幕間〜やり残しのダンジョン探索
170/190

テントって意外と高いよね。

また一週間の休憩、やね。

 楽しい休日という物は何処であろうと、たとえ世界が違っても、すぐに通り過ぎていく事に変わりはない。

 例に違わずカインたちの楽しい休日もあっという間に過ぎ、厳しい冒険という名の労働が始まろうとしていた。


「さ、朝ごはんも食べたし、ダンジョンに行くとしますか!確か第二ダンジョン、やったよな?前回はアイアンゴレムが出る四階層を攻略して終わってんかな?」


「そうそう、そうだったわね。確かアイアンゴレムと宝箱を探してウロウロしてたわね。あんまり結果が良かった感じはしないけど」


 ああ、そうやったそうやった。そんな感じやったな。

 って事は今回僕らが目指すべきは四階層以上、何やったら泊まりがけで最下層まで行ってもいいな。今は特に急ぐ用事もないし。


「何やったらテント買って最下層まで頑張って行ってみるか?とはいえ最下層に何があるかはよう分からんのやけど。まあ何かしらはあるやろ!」


「うーん、まぁそうね。じゃあそれ用の準備をしなきゃ行けないわね。何がいるかしら?テントに食料予備の武器、とかかしら」


「あと姉さん。ランタンと燃料、寝ている時に魔物が近ずいてもわかるように結界魔道具、も、いる」


 あぁ、確かに。そう考えると最下層に行く、って一言に言っても必要なもんは結構あるもんなんやなぁ。

 キメラ依頼受ける前の僕らやったら結構金欠やったしどっちみち泊まりがけのダンジョン探索は厳しかったんかもな。

 あ、あとあれか、ギルドで情報も買わんとあかんな。


「よし、じゃあ買いに行くか。今日出発って言って悪いんやけどまた明日出発って事にしてもええか?」


「まあいいんじゃない?何も絶対今日行かなきゃ行けないわけじゃないでしょ?ただ、慣らしのために一旦ダンジョンに行って魔物とか雰囲気を思い出した方がいいかもしれないわね」


「じゃあ、朝買い物、昼から、ダンジョン探索、だね」


「そうやなエリス。そういう流れが良さそうか。じゃあぱっぱと買いに行こか。ぼうっとしてると昼越しちゃうからな。駆け足で買わんと。今日は忙しくなるぞぉ!」


 それから僕達は色んな店を周り、リストアップしたものを買い漁って行った。

 もちろんギルドにも行き情報を集めた。銀貨1枚と少し高いような気もしたがこれも自分の命を守る為と考えれば安いものだ更にはあのダンジョンの五階層までの地図も手に入り、ウハウハのまま、ダンジョンへと向かって行った。

知ってます?キャンプ行きたいなって思ってテント買おうと思ったら大体ワンタッチじゃない方ね?あれ八千円くらいしたんですよ。

 大体行きたいなって思って結構たってるけど未だ値段が高くって買えない...。

 ちょっと悲しいね。

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