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未だ見知らぬ進化を求めて  作者: まよいネコ
利用される悲劇
165/190

串焼きと茶

ガチで眠い。

 ビール1缶飲んだらまじで疲れと酔いで三時間くらい寝たわ。グゥ。

「お?もう帰ってきたのか?早かったじゃないか。なんだったらもうちょっとゆっくりデートしてきても良かったんだぞ?」


「デ、デ、デ、デートって!!そんなことやってる場合じゃない無かったでしょ、いや、カインとデートをしたい訳じゃあ無いんだけど!」


 おぉ、脈アリかぁ?

 いや、そんな事ないよな。今なお僕の顔は顔も最悪やしあんまり褒められた性格じゃあないのも自分でわかってる。やっぱこういうのでモテんのは顔も性格もいい勇者君タイプやと思うねんかなぁ、残念なことに。


「そんなこと言ってる場合や無いと思うな、僕は!これ、買ってきたから早くコリンに着せたらなアカンやろ?それに串焼きも冷めやんうちに、はよ食べなな」


「そうだね。ずっと裸なのも可哀想だし着せてあげようか。じゃあサリアくん、頼んだよ?僕達は食事の準備をしているからさ」


「任せなさい!コリンにはしっかり着せてあげるから早く準備をしておいてよね?あたしも結構お腹が減ってるんだから」


 そうサリアは言い残してコリンの方へと行くと手早くコリンに買ってきた服を着せ始めた。

 さて、準備すっか!と言っても準備する事と言えば外套を地面に敷き、お茶を湧かせてから買ってきた串焼きを並べるだけだが。


「お、中々美味しそうなのを選んできたね。しっかり焼き目が着いていて、かかっているタレも美味しそうだ」


「そうか?そう言ってくれんやったら買ってきた甲斐が有るなと言ってもこれ、1番近くに開いとった店のヤツ買っただけやねんけども」


 まあでも、そう言ってくれんやったら買ってきたかいがあるな。あったのがたまたま美味しそうな店でよかったわ。


「...よし!こっちはもうコリンに服を着せられたけれど、そっちはどう?準備できた?」


「うん、こっちはもうすぐ準備出来るぞ。あとはこの茶を注ぐだけだ。っと、よし。これで出来た。簡単だが今はこれで満足してくれよ?よし、食うぞ」


「「「いただきまぁすっ!」」」


 串焼きは...、美味かった。

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