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未だ見知らぬ進化を求めて  作者: まよいネコ
利用される悲劇
146/190

Fa、って!?

 セイルが言うには、水のシールドが出る魔道具は一旦使えなくなったが他にもまだまだ魔道具はあるようだ。


 今まで他の奴らが持ってた魔道具で防御系と言うと地面を動かす魔道具、特に意識しやんとシンズが倒してたけど攻撃にも使えそうな空気を目の前で爆発させてた魔道具、他にもセイル自信がアイデアを出して作った魔道具もあるやろうな。

 もちろん攻撃系もな。短剣を操る魔道具なんてセイルが多分自分で開発した魔道具やろうしな。


「水のシールドが回復する前に手札全部見るぞ!」


 シンズは頷きで了解の返答にし、水のシールドで弾かれていた槍をもう一度手元に戻し、突きを放った。


「またですか、あなたはそれしか出来ないのですか?まあ、出来ないのでしょうね」


 そう言ったセイルによってシンズが放った槍は背中に繋がっている短剣によって防がれ、残った三本の短剣によってフェイントを交えた斬撃を繰り出す。

 シンズもこれは堪らないと言わんばかりにバックステップ、時にはバク転を駆使して必死に避けていく。


「っの野郎!そんな訳ないだろうがっ!」


 シンズはそう言うが僕から見たら必死そうに見えるし、それ以上の手札も同じようにないように見える。


「『纏血・ドリル』」


「風爆、起動。まだまだダメですよ?その程度の攻撃では。あなたもあなたで違うことをしているようでしている事は全く同じだ。いくら小手先の技が増えたところで、戦闘はあらゆることに対応できる力が多い方が勝つ。やはり私の理論は完璧でした。部下たちのアイデアを貰って正解ですね」


 ッボファァァン!


 ドリルにしておけば大抵の壁はえぐり取れるだろう。っていう考えったんやけどなぁ。

 腕から伸びた血自体を風の魔道具で吹き飛ばしやがった。

 今回セイルが使った風爆?とかいう魔道具は水シールドの魔道具が水色のガラスのようなデザインのリングだったのに対し、風爆は顔の左側に着いている緑色のイヤリングだった。


 さらに嫌な予感がするのは対になる様な右側に着いているイヤリングが赤色だったこと。

 これって絶対に炎の爆発が来るやろ!どうしよ、纏血がある左腕はもう既に弾かれてる。

 ...いや、このまま後ろに流してバク転するか!


 フンッ!


「炎爆、起動。おや?避けましたか、まあ予想はできたんでしょうね。ではこれはどうでしょう?Fa-バレット、起動」


 え、何そのかっこいい名前のやつ?

はぁい、かっこいいとは言ってましたけどその場のノリで考えたのでまた変更するかもネ。

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