なぜ、コリンさんを?
すいません、ちょっと不都合が起きそうだったので、ロイを現場に残すように修正しました。
あと全話どうだったんでしょう?ちょっとよく分からんので出来ればコメント欲しい、デス。
見張りに残ると言ったロイさんパーティを残して言ったんの報告と晩御飯を食べにギルドに向かっていた。
「ほんとに良かったんですかね、ロイさん置いていって。ちょっと遠慮した方が良かったんですかね、シンズさん」
「大丈夫だろう。あの人は優男にしか見えないが、それでも冒険者ランクをBまで上げている人だ。勿論体力を節約する方法も、体力自体も凄いもんさ。だから新人のあんたは大人しく任せときゃあいいんだよ」
はぁ、そういう問題じゃないと思うねんけどなぁ?
「でもカイン、あんたが残ったところでできることなんてないじゃない。だったらあたし達と一緒に休んで明日に備えることが一番ロイの役に立てる方法よ?」
「そうやんな、サリアの言う通り、バッチリ休むか。今日は夜更かしすんなよ二人とも?」
「いや、あたし達そもそも何も無い時でもそんなに夜更かしはしないわよ?気をつけるのはカインの方じゃないの?」
確かに、よう考えたら電気もネットも本もないこと世界じゃあ夜更かしをしてまでする娯楽なんて無いもんな。そりゃあ早寝にもなるわ。何気にローソクもちょっと勿体ないしな。
「ほら、着いたぞ。いつまでも話してないで早く入ろうぜ?...そうだ、酒は飲むなよ?何かあって夜中に呼ばれたら反応できないからなあと、ギルドへの報告は俺がしておくからお前らは適当に飯でも食ってろ」
「ホンマに!?ありがとう、ジャクソン。頼んだわ」
「ジャクソンさんの料理は、私が頼んで、おきますね...?」
「おう、頼んだ、メアリー」
そう言い残してジャクソンは途中経過の報告に向かった。
何気にここの料理も美味しいからな。そういえばギルド、まあまだ二回した寄ってないから偶然かはわからんけど、何食っても美味しいよな。おかげで毎日ここに帰ってきてなんか軽食を頼むのがちょっとした毎日楽しみや。
「そう言えばなんで白衣の人はコリンを攫ったんだと思う?」
バンが突然こんな事を言い出した。なんでって一杯人がいるからちゃうんか?
「でもよ、そんなに人がいるんならスラム街の連中を攫っていくだろう?」
「確かにそれもそうよね。スラム街には無くて、コリンさんにあった物、何かしら?魔力、はあれだけ一杯スラムの人がいたら何人もいるわよね?」
「強さ、ですかね?」
「あぁ、魔力、って言っても強弱はあるやろうからな。ある程度の強さが必要とか」
まあここでいくら話し合っても科学者、錬金術師?じゃあ無い僕らにはどうにも言えへんよな。錬金術師に直接聞ければええんやけど、明日、絶対捕まえやんとな。