纏血、進化とかするのかな?
すいません、大分ゴタゴタしちゃって昨日投稿出来ませんでしたァ!
まあそんなこんなで微妙な一年の始まりでしたが、今回もよろしくお願いしますッ!
ロイさんに最終の部屋に集まっていたゴロツキ共の相手を再度代わってもらった。
「はぁぁ、さすがはランクB冒険者やなぁ、なんて言うか、処理能力って言うんやろうかな。対多人数戦に慣れてる気がする
。ゾンビ数体に手間取っとった僕とはちゃうわ」
ロイさん達攻略組も屋敷を真正面から攻めていてくれていたので相当疲れているはずなのだ。
だが、そんなことをおくびにも出さずに涼しい顔をしたまま、どんどん向かってくる敵の首をはねていっていた。
「カイン、一応俺らもランクB冒険者パーティなんだがなぁ?何か言うことは無いのか?例えばだな、尊敬してますぅ、だとか?」
「ん?んんぅ、そう、やなぁ?まあでも、ジャクソンってそういうキャラやろ?滅茶苦茶凄いのは変わらんけどなんか尊敬するのとは違うような気がする、そうやな、例えるんなら友達って感じのパーティやねんかな、『不退転』全体として」
っていうか余裕が出来てきて思い出したけど、ここに来た最初の目的ってコリンを攫った白衣の男を捕まえるって奴やったはずやねんけどな。
目撃情報からここに白衣の男が居るはず、やねんけど、コリンを攫った研究者に限らずまだ研究してます、った感じのやつらに会ってない。ここに来るまでにもほぼ全部の部屋見てきたつもりやけど、今のところゴロツキみたいな奴しかおらんよな?
でもそうなると、僕らが入ってきた裏道、って言うか敵側にとっては脱出口になる場所になるんかな?にいたキメラとかは絶対白衣の男が作った魔物なんはもう殆ど確定してるから、こいつらと関係はしてるはずやねんけどな。
「すいませんっ!倒せたとしてもボスは生かしといてください!聞きたいことがあるので!」
「オイ、ガキィ!舐めてんじゃねえぞっ!お前ら早くそんな奴ら早く片付けろや!」
「依頼のことだよ、ねっ!オーケー任せておいて」
さすがロイさんやな。とは思うけどちょっとこういうお願いをすんなり聞いてもらえるぐらい強いんや、って思うとその強さに嫉妬しちゃうなぁ。
僕とか裏口から入ってジャクソンらと一緒にキメラを倒して、後はちょっとだけゴロツキと戦っただけで疲れとMP切れが同時に来てるからな。
...頑張ってもっとレベル上げて進化してかんとな。目標はいくら纏血を使ったところで切れることがないMPを獲得するくらい、やな。取り敢えず。
そう言えば纏血と言えばスキルレベルが最大になったら進化とかしてくれんのかな?