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未だ見知らぬ進化を求めて  作者: まよいネコ
利用される悲劇
127/190

最終決戦! ...?

前の話なんでやったか忘れたけどすごいキモイ事書いてた気がする?

 ハア、ジャクソンとバンによる厳しいお説教がやっと終わった。ちなみに本体の攻略班がもう随分先に攻略が進んでいるようだから時間が無い、って理由で屋敷の中を移動しながらお説教をくらっていた。


 目的地として二階に行き、一つずつの部屋を見て回っていたのだが、道中ではキメラはいなかったが、大量に人間の死体が転がっており、相当敵の抵抗が激しかった事が用意に分かった。

 そして見て回って行った中で最後の部屋、つまり最奥にある部屋へと到着する頃にようやく二人からのお説教が終わる。


「おいカイン、聞こえるな?」


「勿論、三、二、一で突撃、でええか?」


「オーケーだ」


 その部屋の中から聞こえてきた音は誰か、大人数の雄叫び、金属がぶつかり合う激しい音、そして断続的に聞こえてくる悲鳴だった。

 音から分かる情報としては、攻略班は生き残っていて、更には聞こえてくる悲鳴から少なくとも善戦はできている、という事くらいだろうか?


「行くで?三、二、一、GO、GO、GO!」


 僕の合図で部屋の中に蹴破って入った中には、攻略班、つまり、シンズと『紫電』パーティは怪我をおっている者もいるが、誰も死んでいることなく扉の前に陣取って戦っていた。

 ちなみに僕らが隠し通路から出たところで報告に行ったゴロツキBは無事?に扉から少し離れた場所で身体を袈裟懸けに切られ、死んでいた。


「おお、お前ら、無事だったんだな!早速で悪いがまだ戦えるか?」


「当たり前だシンズ、ロイ!『紫電パーティ』と変わる!準備しろ!」


 前線を変わって忙しくなる前に敵の全体像を見ておく。敵は一番後ろにいるガタイのいい男が指示出しをし、隣にいる魔法使いっぽいローブを着た男がこちら側の魔法使いが放った魔法や矢を防御していた。


「三、二、一、スイッチッ!」


「引け引けっ!裏口組と交代だ!」


「じゃあジャクソン、カイン君、後はよろしく頼んだよ!」


いや、裏口組ってちょっと外聞が悪ないか?いやまあ別にどうでもええねんけど。

 ロイの方をチラッと見ると身につけている何かの魔物で作ったであろう皮の防具にかなり真新しい傷が着いており、ロイがランクB冒険者だということを考えると、敵の数以外にもある程度の質があるということが分かった。


「サリア、バンバン魔法使っていってや!ちょっとくらい燃えてしもても構わんからな!」


「いいのね?あたし知らないわよ?」


「おう、派手に行ったれ!」


 サリアがなにか大きな魔法を使おうとしているのか、集中するように杖を胸の前で構え、目を瞑った。

 さあさあ、こっからサリアが魔法の準備を終えるまでは敵を殲滅する気持ちで耐えていこかな。

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