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未だ見知らぬ進化を求めて  作者: まよいネコ
利用される悲劇
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チカドゥ(地下道)突入!

 ゴメンなさい。今日投稿かな?って思ってコレ見たら投稿するの昨日になっててホンマにびっくりしたわ!

 どんだけびっくりしたかってったらやな、何時もよりタイピングミスが3倍くらいに増えるくらいびっくりした。


 ごめんなさい!あ、ちなみに縮めるっていってた話、何話か前な?をまだ縮めてないだけやから、まだ後一話投稿してから一週間休み入りまぁす。

「3、2、1,GO、GO、GO!」


 僕が号令を出すと僕も含めた全員で隠し通路があると思われる小屋の中にある隠し扉へと突入していく。

 形としては僕とジャクソンが前衛、バンが中衛として槍をかまえ、サリア、エリスとメアリーという順番で後衛として並んでいる。ちょっとサリアが魔法で攻撃担当ってことで前に出てるかな?って感じ。


「気をつけていけよ、カイン。何せ錬金術師がいるんだ。こっからは何が起こっても不思議じゃあねえからな」


 錬金術師?あぁ、ここじゃあ科学者のことも錬金術師ってことになってんのかな?まあ確かにこんな化学が発展してなさそうな世界で科学者つっても通じなそうやもんな。

 そら、なんか魔法的なもんを作ってるってなったら錬金術師って事になるんかもな。


 ってか、そんなどうでもええ事考えてやんと奇襲とかに警戒しとかんとな。


「?っカイン、上だ!降ってくるぞ!」


 ジャクソンが叫んだ瞬間、上から勢いよく僕へと降ってくる者がいた。

 咄嗟に纏血を使い頭上へと盾のように展開すると、『それ』は手にくっ付いている斧を僕の展開した盾に構わず振り下ろす。


「んっぐ!んの野郎っ!オラァッ!」


 何とか斧の振り下ろしには耐えたが、なかなかに攻撃が重い。これまでの依頼などでレベルは15程まで上がり、STR値も上がっていたはずなのだが、それでもこの頭上からの奇襲に加えて、『それ』の筋力が合わさり僕と力が拮抗していた。


「大丈夫か、カイン!そのままそこから動くなよ!『パワースイング』ッ!」


 落下も加えた振り下ろしなので一瞬のはずが数秒にも感じられた振り下ろしだが、ジャクソンの薙ぎ払いによって『それ』は僕から弾き飛ばされ、数メートル先に着地した。


 『それ』の姿を見ると、元は人間だったような面影は見えるが、もはやもう人間とはとてもでは無いが見えないような姿かたちをしていた。


 具体的に述べると、全体的に溶けたような肌をしており、へそから下は芋虫のような生物になっていた。そして上の人間は右手が取ってつけたようにハンマーが着いており、少し気持ち悪いが所謂、『俺の考えた最強の生物!』というふうになっている。


「カイン、大丈夫?ヒールは要る?」


「うんにゃ、ジャクソンが助けてくれたから大丈夫やで!ありがとな。で、や。ジャクソン、あれどう見ても元人間やんな?あれどうする?っ!」


 一旦は下がった芋虫人間だが、僕らがずっと会話が終わるまで待ってくれるつもりは無いらしい。手に縫い付けられているハンマーを振り上げながら芋虫とは思えないような速度を出してまた僕へと駆け出してきた。


 そしてジャクソンは僕からの問いかけに数瞬程迷っていたようだが、自分の中で納得出来る回答があったのかこっちに視線を送る。


「どうする、って言われてもな。討伐するしかないだろう。どう考えてももうあいつは元の人間には戻れんだろうしな。ならせめて早く死ねるように倒すしかねえだろ?」


「ま、そうやんなぁ。ちなみに弱点はやっぱり?」


 会話をしている途中で見つけた明らかな弱点、人体と芋虫の接続部分を見ると大量の糸で接続されていた。

 どう考えてもここが弱点だろう。という感じだが、犯人は何を考えてこうしたんやろうな?


 とか、しょうもない事を考えている間にも芋虫人間は僕とジャクソン相手に中々早い速度でブンブンと右腕のハンマーを振り回しているが、知能という物があまりないのか、適当に振り回しているだけで隙が大きく、気を抜いていない限りは当たりそうもない。

 まあ、常人、と言うか普段魔物を相手にせず、街の警邏をしている衛兵などには脅威かもしれないが、日常的に魔物を相手にしている冒険者にはまず当たらないだろう。


「まあ、あの接続部分だろうな。おいサリア、でよかったよな?火の魔術が用意できたら言ってくれよ!」


「ええ、勿論。今も頑張ってるから、そうね、後二十秒稼いでちょうだい!」


「おう、じゃあよろしくな!」


 そのまま僕らは芋虫人間の攻撃を躱し続けていると、どうやらサリアの準備が整ったようだ。そのままサリアの魔法が放たれ、芋虫人間は上半身と下半身を繋いでいた大量の糸が切れた。

 その後、人間の部分と芋虫の部分が別れた後、ビクンビクンと数秒のたうっていたがそのまま動かなくなった。

 今回の戦闘で出てきたこいつはあまり難易度としては高くなかったが、まだ入ってすぐの入口だ。ここからどんどん敵は強くなり、最悪魔法やスキルなど厄介なことをする敵も出てくると考えた方がいいだろう。


「カイン、今度は気を抜かないようにしろよ?今回は良かったが次は俺も気づかんかもしれんからな?」


「お、おう。すまんな」


 怒られちったぜ。てへぺろ、なんてな。

そういえばこの作品から僕が書いた別作品読んでくれてる人ってどれ位いるんやろうな?ちょっとだけ気になる。

 って事でまたまた作品の読んで下さいコール!!

 新しく短編、大体2000文字くらいの短いやつ書いたんでよかったら見てください!リンクはこれな!


https://ncode.syosetu.com/n0757hi/

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