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未だ見知らぬ進化を求めて  作者: まよいネコ
異なる世界との遭遇
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空が〜、落ちてくるその前に〜

 ステータス欄のレアスキルを上級スキル、に変更しました

 スキルの検証が終わったあと、僕はもう1回ダンジョンに潜りに来ていた。

 僕がスキルの事でわからなかった事がわかったことでどの程度の階層まで通用するのか試したくなったからだ。


「いや〜、もうワックワクやな!まあ実際にはこのダンジョンで使えることは少ないんやけど、あぁ、楽しみや〜」


 ちょっと傍から聞くと気持ち悪いようなセリフを吐きつつ、ルンルン気分でゾンビが待つ第二階層へ向かった。

 既に一階層にいるゾンビでは耐久力が足りなく、だいたいどんなの攻撃でも一撃とかそこらで倒せてしまうのでどの程度強くなったかは分からない。

 そこで二階層だ。二階層からは革鎧を着たゾンビが出る。因みに好奇心を抑えきれずに入ってしまった3階層に入ったが、あそこは方向が今までとはガラッと変わり動物型のゾンビが出てくるようになる。

 鳥型や犬型、バッタ型等だ。この階層からは急に魔物が連携するようになる。普段はバラバラに動いているのだが戦闘が長引いたりするとゾロゾロと集まって来て鳥型は遊撃、犬型はアタッカー、バッタ型はタンクとして攻めてくるようになる。

 要は同じ種類が集まるならまだしも、その三種類が集まると面倒くさいので早期決戦に持ち込まなければ行けない。


 でもこれ、4人でチームとして攻略したら楽に行けるんかもしれんな。...もしかしてこのダンジョン、複数人で挑むもんなんか?

 まあ、今はそんなこと言っててもしゃあないな。大人しく階段前で複数対1の練習しとくか。


 おっと、話がそれだな。今は二層でどんだけ楽に戦えるようになってるか、それを確かめに行くのが先や。


 って事で帰ってきたで!二階層!なんか知らんけど二層に続く階段のルートにいつもよりなんかいっぱいゾンビが湧いとったからそれを駆除すんのにめっちゃ手間取ったわ。大体15体位は倒したか?普段は多くて8体位しか居やんのに、ついてねえな〜。

 さて、そんな事はほっといて、突撃〜!


「オラァ!覚悟せい!『ジャンプ』!」


 メギィィ!


 お!いい感じの入った!今のはジャンプの検証した時に初速がかなりあんのに気づいたからそれを応用して膝蹴りの要領で『ジャンプ』を使ったんや!

 結果は上々、ゾンビの頭を見ると半分ほど顔が陥没しており、更に流石にまだ死んではいないが、後ろに倒れ込んでいるのが見えた。

 因みに頭の部分に付けている革鎧はバリバリになり壊れていた。

 さて、実験台はいっぱいいるのだ。もう死にかけのこいつにはそうそうに死んでもらうとしよっかな。...もうゾンビやから死んでるけどな。


 『経験値を15獲得しました』


 『レベルが上がりました』


 よっしゃ次!今度も同じジャンプだが違う使い方をする。


 空が〜、落ちてくるその前に〜!


「『ジャンプ』!」


 ...ゴキィ!


 さて、今度はジャンプしながら体をひねり片足を相手にぶつける、所謂回転蹴りだ。

 うんこれは体勢が大きく崩れる分隙が大きくなるから扱いには大分気を遣わんとあかんな。

 さて、そんなことを考えてる暇はないな!どんどんこのふたつ、おもに使うんは膝蹴りの方やな。隙が少ないからこれからも重宝しよ。

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