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生徒会長、ローズバーグ・フォン・ラシュテール

この舞台へ新たに登場してきたのは3人の女子生徒。エレン姫やローザさんを左右に挟まれているのは銀髪ロングをしている子で、スタイルは抜群といっても良い程バランスの取れている身体の持ち主である。まずはその爆乳からだ。何なんだ、あれはー??人の顔を容易に圧迫して窒息させられそうな二つの大きいな弾力性のある塊を持っている彼女は静かな足取りで、俺達の方へと歩を進めてきた。


「何があったのか知らないけれど、決闘が終わったなら、敗者は勝者の勝利条件に従うのが自明だ。さっきの口論の内容はまだ詳しく聞いてないから、分からないけれどまずは立ち会い人であるミルフォン先生に決闘内容およびそれに至るまでの原因を聞かせてもらおうー。では、ミルフォン先生、宜しいのかしらー?」

「......ふわああーーー。へいーへい。わかったよ。」


と、気だるげに見えそうな先生はあくびをかきながら、面倒くさそうに立っていた柵から舞台にいる俺達全員に向かって、跳躍してきた!やっぱり、ヴァルキューロアって全員はなんらかの身体能力がそうでないものよりも上ではあるねー。まあ、各自が持っている神使力の保有量はそもそも個人差があるので、どれほどのものかは人によって違うが。


「じゃーー。まずは初めから、説明するから、会長さん達はよく聞いておけよなー?」

20代でローブ姿を着ている女教師であるとは信じられないような暢気な言動をしている先生は頷いている会長?らしき少女に状況説明を始める。

「騒ぎが聞こえてきたから、チェックしにやってきたら、この舞台、<聖者の白広壇(ナランテース>にフェルリーナとそこの新入生である、黒いほうの<奇跡の子>、早山ルー....ギ?あれ?なんだっけ?」


「早山ルーイズです!」

言い間違えそうなので、敢えてこっちから指摘した。

「ええ.....ええ、そうよ、ルービズ、だわー。」

........もういいや.......直させるの困難になりそう.....


「じゃ、アタシがここの舞台の前で着いたら、そのルービズとフェルはなあ、何か言い争ってたのが聞こえてきたので、どうやら決闘内容については、それに至ったまでの発端はなんと、そこのルービズって坊やはあそこのフェル嬢の身体を自身の手で触っていたという理由で決闘の申し込みをフェル嬢が坊やに突きつけようとしたそうよ。」

「何ー??それ本当なの、ルーくんー!?」

と、なにか驚いてる顔の梨奈がすぐ顔を引きつりながらそう聞いてきたので、事実を伝えるべき、口を開いた、


「ええ....確かに俺は彼女の身体ー」

「私の胸だったのよー!!そこの黒犬!!間違えないでー!」

「あっちゃーー。やっぱ、ルーも男だなー。」

「早山君って元々、スケベの素質とかありそうだと聞きましたけれど、まさかこうも赤裸々と行動に出ましたとはー。てっきり、ただの隠れスケベかとも思ってましたけどね。」

「あははは......早山君って案外えっちな男の子だよねー。」


と、フェルリーナの詳細な指摘にそれぞれの反応を示した遼二、有栖川さんやネフィーに加えて、更にこっちへと小走りに近づいてきたエレン姫が俺の身体に自分のそれと密着させて、小声で囁きかけてくる、


「...早山さん。分かりますわ。ここの世界へ来て日も浅いですから、きっとストレスが溜まっているんですわよねー?でも、だからといって、知らない女の子に破廉恥な行為をするのもどうかと思いますわよ。なので、召喚した側の責任者の一人として、早山さんの精神的なサポートも兼ねて努めていきたいと思いますので、もし次に必要な時が来ましたら、わたくしに言ってくださいませ。お胸だけがお好きなら、わたくしの方からいくらでも御奉仕しますわよ~~。神の聖騎士様ー。」


と、躊躇して恥ずかしがるよう見えても懸命に頬を赤らみながら俺の腕に巨乳をこすり付けてくるエレン姫である!やばいー!超やべえーーぞー! これ、すごく柔らかくて、気持ちいいぞー!でも、エレン姫、今は大勢の前なので、やめてもらえる?じゃないと、下半身のそれがやばくなっていくよー!と、煩悩に抗いながら、エレン姫を剥がそうとする内に、


「.......ルーくん.......」


と、フェルリーナの衝撃な指摘か、またはエレン姫にいちゃつかれてるとこにあるか原因は定かではないけれど、それで青筋を浮かべて何やら俺に向けてまったく笑ってない目で睨んできながら拳を作っているところで怖いんだけど、マジで胸の件はワザとじゃないからなー!なので、事実だけを簡潔にー


「ご...誤解だよ、みんなー!確かに俺は彼女の胸を触ってしまったけど、あれは事故だった!あの時はトイレで用事を済ませたから、出ようとドアを開けて見たら、そこのフェルリーナが入ろうとしてそれでぶつかってきたんだー!で、そのままお互いの足が引っかかって縺れてしまって、それでお互いが密着した状態で床に倒れてたから、意図無しに胸に手を置いてしまっただけだよ!」

と、すべての始まりを詳しく説明すると、


「それ本当なの、ルーくん!」

「神.....いや。大母神に誓って、本当だよ!」


「分かりましたわ、早山さん。どうやら、あれはただの事故みたいでしたし、男子生徒が入学してくるからそれを考慮して、女子生徒がお手洗いを使わずに済むように、そこのミルフォン保険医先生だけじゃなくて、使える同級生にも<ネスガル>という現神術を必要時にかけてもらうようローズバーグ会長が先日、昼休み後の全校集会で推奨しましたわよ。その故に、女子生徒は本来お手洗いに行く必要がなくなりませんの。今日からお手洗いを使う事になる生徒は男子生徒である早山君と春介君だけですわ。ですので、この件についてはフェルリーナさんにも落ち度があると思いますけれど、どうしてあたたかも早山君だけが悪いという風に振る舞いますか?」


「それ.....それは.....くっー。」

エレン姫のもっともな結論に動揺し始めるフェルリーナである。そう。<ネスガル>は飲食後、体内に生じる廃棄物である尿とあれのすべてを蒸発させられる効果を持つ現神術であるとエレン姫に付き合ってもらいながら王城の図書館にある本で学んだ。


「それは.....だ......だって、その、普段はお手洗いで済ましてきましたから、いきなり<ネスガル>とかいう訳わからないもので解消するのは少しだけ怖いです、殿下!」

と、今度は言い訳じみた事を垂れ流しながら、エレン姫に向かって恭しく頭を下げて床に膝をついているよ。

「それに、そこの男は私の高貴なる胸をその汚くて黒い手で触ってきましたわ、殿下。このゼンダル王国で数多くの功績を残してきました、フェリィー家の跡取り娘である私に、です!どうか、殿下の方からも厳しい罰をお下しになって頂けませんか?この通り、お願い致します。」


そんな主張や希望を述べたフェルリーナは今度、エレン姫に向かって、土下座をし始める。おかしいー!事故だけで、なんでそんなに必死になって俺に危害を加えようとしてんのー? 俺の手って、毒が入ってないのに、大げさすぎー!

「でも、その事については事故なんですよね、早山さん?」


「はい、そうですよ、エレン姫。触ろうとしたから触ったんじゃなくて、お互い身体のバランスが崩されたからそれで共に床に倒れて自分の四肢が望まずにあらぬところへと絡んでしまっただけでしたよー!」

と、説明した俺である。

「事故とはいえ、もう既にフェルリーナに謝ったんですわよねー?」

「それはもちろん、もう謝りましたよ、エレン姫。」

と、再び事実を告げると、


「そのようなことだったら、この件についてはもう解決したも同然みたいだし、なにより、その決闘は事故によって開催されたものでもあるので、事の発端はどうであれ、今は勝者が決まったから最初に決まった決闘内容に従い勝者の勝利した時の敗者に対しての要求する権利がその早山くんに委ねられて然るべきことだ!なので、もう全てが解決されても問題ないように思えるんだが、もう引くべきだぞ、フェルリーナ嬢よ!」


「しー!しかし、確かに私は負けてしまったんだけれど、まだ終わってないと私が思いますわ、会長!だって、さっきは物理による勝負であって、本当の私の実力ではなかったわー! それに、決闘内容といってもあの犬が勝利した時の要求する権利って、ただこの私があの男の私に対してやらかして無礼行為を私から許すだけで、他には何もないわー! だから、今度は学戦舞祭<バトルエンタメー>に近い形式の試合を通して、現神戦武装を使っての決闘でそこの黒い男と再戦させてもらえないでしょうか、会長!」


今度はあの銀髪の美少女、会長らしき爆乳持ちの女子生徒がフェルリーナに向かって結論を出したけど、それでも諦めずにか、すぐさま反論に出たー!し、しつこいな、あの女ー!


「それについては早山さんの了承が必要ですわ、フェルリーナさん。そうですよね、会長?」

「ええ、そうだ。この聖メレディーツ女学園では決闘する際に、参加者の両方の承諾が必要になってくるんだ。なので、フェルリーナ嬢の再戦の申し込みについては早山くんの了承がないと、成立するはずがないぞー。なので、彼女の要求を呑めるかどうかその判断は早山くんに任せようー。」


やっぱり、こうなるんだねー。まあ、俺も早くあの女との蟠りを全部綺麗さっぱり解消したいので、ここは完膚なきまでに負かして、納得させるより他に道がなさそうね。再戦を断れば、きっとしつこく付きまとわれたり、背中を狙われたりで、あるいは実際に宣言通りに捨て身になった彼女が全部投げ出して攻撃してきたりで安心して学園生活を送れなくなるから、ここは彼女のいう通り、再戦を受けるべきだよなー。


「分かりました。なら、俺の答えは簡単です。そこのフェルリーナ嬢の再戦の申し込み、喜んで受け入れましょうー。」

「ルーくんー!!!なんでー!!??あの女のいう事はもう聞く必要がないから、そんなことする必要はどこにもないじゃないー!!というか、あたしに代わってよー!今度は試合で、あの女をぼこぼこぎったんぎったんにして、二度とルーくんに近づかないよう勝利した時はこの学園から去れという勝者要求にしたいー!」


「駄目だ、梨奈。事故とはいえ、これは俺が引き起こしてしまった問題だ。あの時の俺の落ち度となんの関係もないお前を巻き込みたくないんだ。だから、ここは素直に俺の好きにしてくれ?長年、共に家族みたいに付き合ってきた幼馴染として頼むよ、梨奈!」

と、真摯に梨奈に頭を下げて頼むと、


「.......。あんた....がそういうなら、あたしとしても.....聞かないわけにはいかないじゃないのよー!もうー!!もう知らないからねー!今度、大怪我しても知らないから、勝手にしていいのー!」

と、渋々ながらも観念せざるを得ないらしくて、自暴自棄になるようにすねるような口調になった我が幼馴染森川梨奈である。こういう彼女って久しぶりに見たから、なんか可愛いね。赤髪ツインテールを振り回しながらそういう反応するのって、なんか微笑ましいねー!


「まあ、ルーの決定した事だしー?こういう時のルーって頑固なんっすから、好きにさせてやればー?」

「私もそう思いますね。発端がどうであれ、今は早山君が意思を持って、決断を下しましたし、尊重するべきだと思います。」

「そうですわねー。お手洗いでの事は事故でしたとはいえ、それ故に決闘に持っていかれて勝利したのも早山さんでしたので、今も勝者である早山さんの希望も聞かないわけにはいきませんわよね?貴女達もそう思うでしょう、ファイットレームさん、セーラッスさん?」


「そうですね。さっきの決闘の事とは関係なしに、今は早山様のお決めになった事を重視するべきだと、ワタシも賛成ですね。」

「はい、エレン様!わたしも早山君にさんせいー!あっちも断れたら、諦めずに何かトラブルを起こして来そうだし、こういうのは早い方、決定的な決着をつけて二度と絡まられないようにした方が後々、お互いもすっきりすっきりーしー。そうだよね、早山君ー?」

「え?ああ.....そうだなー。」


と、ネフィールという緑色ショットな女の子に聞かれたのでそう答えた。エレン姫の王族直属部隊に所属している一員らしき、元気満々な態度もさすがだなー。というか、昨日の入学手続きに知ったことだけど、ネフィールさんって、確かに同じクラスだっけ? 昨日、本棟の2階へ見に行った2年B組っていう教室だよねー?


「では、早山くんの決めたことにより、明日の放課後に、学戦舞祭<バトルエンタメー>風な試合を開催しよう!両者、早山ルーイズとフェルリーナ・フォン・フェリィーはお互いの現神戦武装の使用による真剣勝負をここの舞台、<聖者の白広壇(ナランテース>とは別の舞台である、<聖メレディーツ・コロシアム>にて、<リンガ>という現神術を通して行うものなので、実際に武器から発せられた攻撃によるダメージは実際にリアルな傷として発生させずにするので、精神ダメージでどっちか最初に気を失うかによって、勝者を決めるんだー!いいなー!?」


「ええー。」

「はい!」

と、そう返事した俺とフェルリーナ。


その後、フェルリーナは俺の捻りによって捻挫した足首で上手く歩けないという対策として、取り巻きに肩を貸してもらいながら、この舞台から降りて行ったので、残された俺たちは生徒会長に付き従って、詳細な事情聴取のために昼休みは早山ルーイズと関わりのある全ての生徒を生徒会室に集まるよう、言われたのである。


この聖メレディーツ女学園の一週ごとの必須登校日数は5日で、全校集会が週3回で昼休み後で行われる。なので、この後、昼休みを生徒会室に過ごした後、全校集会も控えているので、更なる伝達事項も全校の生徒に伝わることになるだろう、主に明日の試合内容については。


で、その後、俺は梨奈やネフィールに付き添われて、遼二達と別れて自分たちの配属されている教室へと戻った。教室では俺が始めての男子生徒であり、肌色が黒いという二つの前代未聞の要素もあるため、好奇な視線に晒される。何人かのクラスメイトも親切に振る舞っていて、俺に話しかけたりして、なんで肌色が黒いかとか、肌を触ってもいいと聞かれたりとか、さっきの試合での俺の起死再生の時はかっこよかったとか、様々な話題で持ちきりだった俺なので、かなり疲れる。


まあ、でも、同級生もこんなにいい子で可愛い美少女揃いだし、ラッキだよ~~~。おっぱいがバランス良いもたくさんいるし、眼福、眼福。でも、股間のあそこの反応を抑えるのマジで大変だなーこれー。理性を総動員してなんとか、精々抑えられたぜー。


で、新入生である俺と梨奈を考慮しての事か、神使力の基本知識についての授業があったのでそれを受け切った俺は昼休みを告げるチャイムが鳴ると、2年B組にいるクラスメイトである梨奈やネフィールに伴われて、生徒会室へと向かっていく。生徒会室はこの学園の敷地内の中央に位置する本棟、<ニラ>という2年生だけが集う建物の一階にある。なので、2階にある俺たちは教室を出て、階段を下りてきたので、今は会長のいる部屋へ1階の廊下を歩いていく途中。


「ルーくん、本当に身体の方はもう大丈夫なのー?違和感とかないー?」

「ええ、この通り、ぴんぴんなんだぜー!」

「もうー!なにそんなにかっこうつけようとしてんのよー!?このバカルーはー!」

「って、バカは余計だろう、梨奈ー!」

「でも、実際はそうでしょー?日本の学園にいた時も成績は一年前から今に至るまでずっと下がってきたばかりだよねー?」


「...うぐっ!そ....それは....」

「ほらー!いったじゃない!?バカルーなんだから、ここの学園にも通い始めるばかりなので、先生たちにいい第一印象を与えるべく、本日からはもっと勉強に集中なさいよねー!もちろん、現神術の勉強も、一緒に!分かった?」

「はい、はい、分かりますよ、梨奈先生!」

「はいは一度だけいいのー!それに、あたしは先生じゃないし!」

「いてててー!なにすんだよ、梨奈!痛いから止めてー!(でもちょっとだけ気持ちいいな、うふふ....)」


と、そんな会話を続いていた俺であったが、最後のからかいでむっとした梨奈に耳を引っ張られてる俺である。

「うふふ....ふふふ....あはははははーー!!」

と、俺たちのやりとりを見て、爆笑し出したネフィールである。


「何笑ってるんですか、ネフィールさん?」

「そうよ、ネフィー!あたしたちって、何か変なことでもやってたの?」

「あははははー!うふふ....いや、いや、なんか君達のそういう掛け合いを見ると、急におかしくて、思わず笑い出しちゃったよー!ふふー!」

と、口元を押さえてるネフィールではあるが、もう隠し切れないよ、その目立たしい笑い方はー!ほら、周囲を歩いていく女子生徒もこっち見てくるぞー!


「いやー!もう既に面白いことやってるよ、君達!なんか、それを見てると、こっちまでおかしくなってつい笑うの堪えられなかった!まあ、ローズバーグ会長とは何度か会ってきたことがあるけど、エレン様とローザと違って、わたしとエリーは生徒会に属してないから、本質はどんな人柄であろうかまったく検討もつかないので、ちょっと緊張したことは前にも何度あったけどねー!」

ん?緊張?会長に?そういえば、王城で女王に聞かされたんだっけ?この学園の生徒会長って隣国から一年も前から留学してきた王女さんだよなー?卒業後は自国へと帰るらしいけど、今は在籍生徒なんだな。つまり、エレン姫と同じ地位にいる?


と、そんな漫才を繰り返した俺たちがついに生徒会室のドアの前についたので、それをノックした。それにしても、大きいなドアだなー!一階ごとの天井までの高度は高いだけじゃなくて、建物の内のデザインも白い色がメインで飾られたり、彩られたりしている。


この異世界、リルナ?だっけ?の住民は本当に白が好きなんだなー。というか、ここの生徒会長って、俺たちが本当は神の聖騎士ってもう知ってるんだよねー?なんか王城にいた頃にそういうことがエレン姫から聞かされた覚えがあるし。


トントン。

「入れー。」


3人で入っていく俺たちはこの面積の広い部屋にあるソファーへと座るよう促されて、事務室によくある長いテーブルの前に座っていた銀髪美少女は露出度の高い制服で肌面積が著しく多くなってるけど乳首がぎりぎり隠されてる爆乳を揺らしながら、俺たちのいるソファーへと逆側で面と向かって腰を下ろした。


どうやら、他の面子も既にさっきから着いたらしくて、俺たち3人を待っていたようだ。エレン姫に、ローザ、遼二や有栖川さんだけじゃなくて、あの小柄で茶髪三つ編みの1年生の子、エリーもいるようだ。というか、新しい顔もいるけど、彼女はだー


「生徒会室へようこそ、地球という世界からやってきた、<神の聖騎士>達よ。私はこの聖メレディーツ女学園の生徒会長で、シュフリード王国の第二王女でもある、ローズバーグ・フォン・ラシュテールという。」


その声によって、思考を遮られた俺である。

シュフリード王国の第二王女っていったよね?確かに、ここの学園って国際的学校だと聞いたな。



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