スキルとプリン
グルメ小説では有りません、でもちょっとグルメ風味が入るかも
いろいろシオーネと相談してスキルを付けて貰った。
スキル
《剣術:3》《槍術:3》《格闘術:3》《火魔法:3》《水魔法:3》《風魔法:3》《土魔法:3》《光魔法:3》《闇魔法:3》《魔力操作:3》《精神耐性:5》《物理耐性:5》《魔法耐性:5》《身体強化:5》《並列思考:3》《高速思考:3》《記憶力:3》《気配察知:3》《魔力感知:3》《アイテムボックス:5》《鑑定》《言語理解》
ほとんどのSPを使いスキルを取得した
「ありがとうシオーネ、魔法ってもう使えるの?」
「使えるぞ」
「呪文とか知らないんだけど」
「魔法に呪文など無いぞ、魔法は魔力感知で魔力を感じ、魔力操作で魔素を操り、魔素に現象イメージをぶつけるのだ」
「わー難しそう、やってみます」
「最初は指に魔素を集め、小さな火を付けるイメージでやってみろ」
魔素を感じてみると、壁も体も通り抜ける魔素感じた、魔素を動かし指先に集め、ロウソクをイメージした、そうすると指先に小さな火が付いた
「出来たー」
「まぁまぁだな、魔法はスキルが無いと使えぬがスキルが有るからと言って直ぐに使える物じゃない、修行が必要じゃ」
「難しいですね、魔法修行も教えてください」
「甘ったれるな、自分でやれ」
グーゥとヒロキのお腹がなる
「解りました・・・・ところでシオーネさんは食事しないの?」
「我は食事しなくとも魔素があれば必要は無い、食べられない訳ではないがな」
「じゃあ俺、お昼御飯を買って来るから、一緒に食べよ、ちょっと行って来るね」
ヒロキはコンビニ向かった
「あれ、昼間に外出るの久々だな、誰かに会ったら嫌だな」
コンビニに着いて弁当を選んで居ると、芦田が取り巻き連れて入って来た
『うぁ、一番会いたくないやつが』
しかも、こっちに来るよ
『でも何か、別に怖くないし、平気だな」
俺の前の弁当に芦田が手を伸ばしたので軽く下がると、芦田が軽く頭を下げた
『あれ、俺だと気付いて無いぞ、痩せたから気付か無いのか』
俺は気にせず、弁当と飲み物とついでにデザートを買い、家に戻った
「シオーネさん、お待たせ」
「いっぱい持って来たな」
「シオーネさんの分も買って来たよ、一緒食べよ」
テーブルに買って来た、パスタ、ぶっかけうどんに飲み物のお茶、紅茶、コーラ、デザートのプリンを並べる
「シオーネさん、箸使えないと思ってパスタしたよ、ホークは使える?」
「使えるぞ」
「飲み物の好みが解らなかったからどれが良い?」
「飲み比べて良いか?」
「良いよ、コーラは食後が良いから、この2本飲んでみて」
開けて渡すと一口づつ飲んで、お茶を選んだ
「じゃ、俺は紅茶貰うね」
『考えみれば、これって間接キスじゃないか』
「なに、赤い顔してる、早く食べよう」
「た、食べよう」
「このパスタか、ウマイな」
「良かった、デザート有るからね」
食べ終わり、プリンを渡すと
一口食べ
「なんじゃこれは、口に入れるととろける濃厚な甘味」
もう一口食べると
「とろける濃厚な甘味に黒い物が合わさると、仄かな苦味合わさって、濃厚差が際立つ、ウマイゾー、異世界にはこんなウマイ物が有るのか」
『コンビニプリンで料理マンガみたいな感想が出るとは』
「良かったよ喜んでくれて」
「プリンを我に献上すれば、魔法を教えてやっても良いぞ」
『安、コンビニプリンで良いのかよ』
「プリンを持って来ますので、魔法を教えてください」
「良いぞ、プリンを忘れるなよ」
「はい、コーラ飲んでみますか?」
「飲んでみよう」
「コーラは炭酸飲料なんで、最初は少しだけ飲んでみて」
蓋を開けて一口飲んで
「お、これはシュワシュワして甘くてのど越し良い、それに何か香辛料の複雑な味わいが気に入った、コーラも献上しろ、財宝の中に有るアイテムもやるぞ」
『このドラゴンは食レポが、激しいな、食レポドラゴンって呼ぼうかな、呼ばないけど』
「ありがとうございます、コーラも献上します」
そして、お昼の一時が過ぎて行った。
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