S級冒険者
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目を覚ますと、初めに目にしたのは大きなたわわな二つの山。そう胸だった。
いや、なんでだよ!!そこは見知らぬ天上だろ!
てか、目の前におっぱいがあるということはこの後頭部に感じる柔らかさは····ま、まさかのこれは伝説の膝枕なのでは?
俺がそんなことを考えているとおっぱいから、じゃなくて上から声をかけられた。
「目が覚めたのですね!よかった!」
「この声は···ミア?」
「はい、そうですよ」
「あの、この状況はどうゆうこと?」
「奈緒様はMPを一度に大量に使用したため倒れてしまったので私が膝枕をしています。」
そ、そうか、やっぱりこれは膝枕だったかな、なんて幸せなんだ!でも少し恥ずかしいかな。
「あ、ありがとうミア。でももう大丈夫だから」
そう言って起き上がろうとするとなぜか頭をおさえられて起き上がらせてくれない。
「ダメです。もう少しこのままでいてください。」
「で、でも少し恥ずかしいんだけど?」
「私の膝枕はいやですか?」
そんなことを言われたらもうこのままでいるしかない。まぁこのままでいたい気持ちも少しはあるし。でもなんか目を覚ましてからミアの態度が最初と少し違うような?まぁ気のせいかな?
トントン
いきなりドアをノックする音が聞こえ誰かが入ってくる。
「おや、目が覚めたようだね。私はこのギルドのギルドマスターだ。皆からはギルと呼ばれているよ。よろしね」
ギルはスレンダーな体格に綺麗な茶髪をポニーテールにしている女の人だ。女性にしては高い身長とスレンダーな体格からモデルの人みたいに綺麗だ。
「え〜と、ギルさんあの後どうなったんでしょう?」
「あの後も何も君があの冒険者を倒して終わりさ。まさかB級冒険者を一撃で倒してしまうとはね!」
「そ、そうですか。あの俺が使った武器はどうなりましたか?」
「それなら君が倒れた後に衝撃に耐えられなかったのか粉々に砕けていったよ。あとステータスを見てみな、きっとレベルが上がってるはずだ。」
そう言われステータスを確認してみるとビックリした。
伊藤奈緒 18歳 男 レベル:30
種族:オタク
天職:生産職(全般)
HP 500/500
MP 1500/1500
攻撃力 100
防御力 100
敏捷力 100
スキル
【幸運Lv.9】 【直感Lv.MAX】 【器用Lv.MAX】 【鑑定Lv.5】 【アイテムボックスLv.1】 【MP超回復Lv.1】New
職業魔法
【イメージ作成Lv.6】【エンチェントLv.1】 【品種改良Lv.1】 【生産職の極みLv.1】
ユニーク魔法
【魔改造Lv.1】 【スキル、魔法経験値UPLv.4】
レベルとさっき戦闘に使ったスキルのレベルが凄い上がっていた。しかも新しいスキルまで覚えている。
「その驚き用だとかなりレベルが上がってたようだね。まぁ当然だけどね。」
「ど、どうゆうことなんですか?」
「なぁーに簡単さ、君が倒した冒険者はB級冒険者でかなり強い。それを倒したんだ、レベルが上がるのは当然だろ?」
「は、はぁ、ちなみにB級冒険者ってどれだけ強いんですか?」
「ギルドにいる冒険者はランク分けされていて、上からSSS、SS、S、A、B、C、D、E、Fの順だ。もうこれでB級冒険者がどれだけ強いかわかったろ?まぁレベルで言うと50くらいだろうね。」
俺はそんな奴と戦ったのか、相手が油断しまくってたとは言えよく勝てたな俺。
「次に依頼の方の話をするよ。君の依頼にはなんとS級冒険者が受けてくれたよ。しっかりしごかれておいで。今日はこんなことがあったから訓練は明日からだ。まぁ顔見せくらいはしとこうか。入っておいで。」
いきなりそうギルが言うと部屋に一人の女の人が入ってきた。
「私はリア·アスティよろしくね!」
リアはセミロングのピンク色の髪にルビーのような赤い瞳、身長は俺より頭一つ分低い。冒険者にしては白い肌に手にすっぽり収まるくらいの胸。印象はかなり明るい感じだ。
「奈緒って言います。こちらこそよろしくお願いします。」
「よろしく奈緒!これから一緒にやっていくんだから敬語とかはなしでいいよ!」
「わかったよリア。あらためてよろしく」
リアとかるく明日のことを話しあってから俺達は解散した。最初の予定より早く解散したので俺はミアに頼んで少し寄り道させてもらうことにした。
まず最初に寄り道したのは薬師の店だ。
寄り道した理由は生産職の極みのスキルをためすためだ。
店に入るとちょうどカウンターらしき所で薬師らしき人が何かしている。それを見ていると
『生産職の極みが発動しました。薬師のスキルが使用可能になりました』
『生産職の極みのレベルが2に上がりました』
なんとレベルまで上がってくれた。これはかなりラッキーだ。
その次に鍛冶屋に錬金術屋と言う錬金術師が経営してると言う店にも行き最終的に生産職の極みLv.4(薬師、鍛冶師、錬金術師)にスキル、魔法経験値UPLv.5になった。
ウハウハである!以外にスキルレベル上げるのちょろいな!
奈緒はスキルレベルが5で一流と言われるのを知らずにちょろいなどと思っているが奈緒が異常なだけである。奈緒が自分の異常さに気づくのはもう少し先の話だ。
俺はウキウキしながら王宮への帰り道を歩いていると、美味しそうなにおいがする。
その先を見ると、飯屋があった。俺とミアはその飯屋で晩御飯を食べることにした。お金は今朝王女様に少し貰っているから問題ない。
中に入ると料理人がカウンターで料理をしている。それを見ていると
『生産職の極みが発動しました。料理人のスキルが使用可能になりました』
お、おぅ、まさか料理人も生産職に入っているとは思わなかった。もう流石にレベルまでは上がらなかったがラッキーだな。これも幸運のおかげかな?
そんなことを思いながらニヤニヤしている俺を見てミアも何でか嬉しそうだ。
そして料理を注文するとすぐに料理が運ばれてきた。オススメ料理を頼んだのだがきたのはなんと·····ハンバーグだった!!
俺はハンバーグが大好物なのですごい勢いで食いつく。そんな俺を甲斐甲斐しくミアは口に付いた汚れをふいてくれる。うん結婚したい!ミアマジいい子!!
そんなリア充行動(自覚なし)をしてから自分の部屋に帰ってきた。
「ミア今日はありがとう。楽しかったよ」
「私も楽しかったです。そ、それに奈緒様が私のために怒ってくれて···う、嬉しかったです」
本当に嬉しそうに言うミアを見てついつい俺はミアを抱きしめてしまった。
だがすぐに正気に戻りミアに謝る。
「ご、ごめんミア!」
しかしミアは顔を赤くしながら変なことを言ってきた。
「あ、あの奈緒様は私のミミ触りたいですか?」
何故いきなりそんなことを聞いてきたのか分からないが答えは決まっている!
「もちろん触ってみたいと思ってるよ!」
「な、なら触っても良いですよ。でもちゃんと責任とって下さいね?」
責任ってなんのことか分からなかったがミアのミミを触れるなら多少の責任なら構わない!!
「ああ、わかったよ。責任はちゃんととるよ」
俺はそう言ってミアのミミに手を伸ばし思う存分モフモフする。ミアのケモミミはふっさふさのもっふもふだった。
ミアの反応が少しエッチだったがそれも最高だった。
思う存分モフモフしたあとミアを少し休ませてから帰した。帰るときミアは幸せいっぱいと言う笑顔でまた明日来ますね!と言って帰っていった。
俺はそんなミアの笑顔を見て自分も幸せな気持ちになりながら眠りについた。