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生産職の異世界無双  作者: NORA
第1章 王宮編
5/12

チート

何かアドバイスなどがあればよろしくお願いします!

俺は家に入るとその汚さに憂鬱になった。これはまず掃除をしないとダメだな。

そう思った俺はまず窓を開けてから掃除道具を探す。しばらく探しても見つからず王宮に借りに行くかと思っていたら俺はあることに気づいた。


俺のステータスなら何とかなんじゃね?


そう思い俺は自分のステータスを確認するためここに来る前に教えてもらったステータスウィンドウを表示させる。


ステータスオープン


伊藤奈緒 18歳 男 レベル:1

 種族:オタク

 天職:生産職(全般)

 HP 50/50

 MP 30/30

 攻撃力 10

 防御力 10

 敏捷力 10


 スキル

 【幸運Lv.9】 【直感Lv.MAX】 【器用Lv.MAX】 【鑑定Lv.5】 【アイテムボックスLv.1】

 職業魔法

 【イメージ作成Lv.1】【エンチェントLv.1】 【品種改良Lv.1】 【生産職の極みLv.1】

 ユニーク魔法

 【魔改造Lv.1】 【スキル、魔法経験値UPLv.1】


時間もあるし今のうちにしっかりステータスを確認しておこうと思い一から確認する。


[幸運Lv.9]

レベルに応じて運が上がる。常に発動している

[直感Lv.MAX]

レベルに応じて 直感的に物事を理解する。常に発動している

[器用Lv.MAX]

レベルに応じて細かい作業などの成功率が上がる

[鑑定Lv.5]

モンスター、人、物の詳細な情報やステータスを見ることが出来る(レベルに応じてより詳しく見ることが出来る)

[アイテムボックスLv.1]

レベルに応じてアイテムを収納することが出来る(Lv.1 リュック一つ分)

職業魔法

[イメージ作成Lv.1]

MPを消費してイメージしたものを作成する。レベルを上げると消費MPを下げることが出来る

[エンチェントLv.1]

物にいろいろな効果を付与することが出来る。 付与する効果によってMP消費量が変わる。レベルを上げると付与出来る効果が増える。(軽量化·攻撃力UP·防御力UP·フィット)

[品種改良Lv.1]

食べ物や植物など改良して別の物にすることが出来る。レベルによって消費MPを下げる

[生産職の極みLv.1]

一度見た事のある生産職の職業魔法を使うことが出来る。しかしこのスキルのレベルの魔法しか使用出来ない。

ユニーク魔法

[魔改造Lv.1]

物や生き物を魔改造する。

レベルを上げると改造出来ることが増える。

(部屋拡張·耐久値UP·結界·魔眼)

[スキル、魔法経験値UP]

スキルと魔法を使った時にレベルが上がりやすくなる。(通常の5倍経験値がもらえる)

レベルを上げるともらえる経験値が上がる。


俺はこれを見てテンションが上がった

だってこれかなりチートだ!興奮しない方がおかしい!


俺は興奮しながらさっそくスキルを一つ試してみることにした。


ちょうど掃除道具が欲しかったところだしイメージ作成を使ってみることにしよう。


俺がイメージ作成を使用しようと思うと頭の中に声が聞こえた。


『スキルイメージ作成を使用します。作成したいものをイメージしてください。』


俺は言われた通りにイメージする。イメージするのはホウキにチリトリあと雑巾だ!


『イメージを確認しました。イメージ作成を実行します』


すると俺の足元に天色(あまいろ)の魔法陣があらわれそこからホウキ、チリトリ、雑巾がでてきた。


 魔法陣からでてきた物を確認してみると、それはまさしく俺がイメージしたそのまんまが形になっていた。

 これぐらいの物をつくるのにどれだけMPをつかったか確認してみると、たったの3しかしようしていなかった。

このスキルのことはあまりしられないようにしたほうがいいな、もし変な奴にしられたら利用されるのが目に見えてる、特に国王とか国王とかな。そんなことを考えながら俺は掃除にとりかかった。




 ずいぶん時間がかかったがなんとかお昼まえにはそこそこきれいにすることができた。まぁ、これくらいきれいにすれば住む分にはこまらないだろう。

さて、次はなにをしようかと思ったところでドアがノックされた。食事の準備が終わって呼びにきたのかな?

 しかし、そこにいたのは、偉そうにしている騎士でも使用人でもなく申し訳なさそうな顔をした王女様だった。そして王女様は俺を見るなりいきなり頭を下げて謝罪してきた。


 「奈緒様、今回はこのような場所に部屋をかえてしまいすいませんでした!」


 いきなりの王女様の謝罪に俺はどう反応すればいいのかわからずフリーズしてしまう。しかしわかってほしい、いきなり王女様に謝罪され驚かない人はいないだろう。

 そんな俺の反応を見て王女様は俺が怒っていると勘違いしたのかだんだんと涙目になっている。そんな王女様をかわいいと思いながらも、このままではほんとに泣いてしまいそうなのでなんとかしなければ!


 「お、王女様、俺はべつに怒ってなどいませんよ」

 「本当ですか?」


 王女様が上目遣いで聞いてくる。やっべぇ、かわいすぎるだろ、それに何となくわかるがこれを王女様はすでやっている、なるほどこれがスキル直感ってやつなのかな。っとそんなことを考えていないで王女様に怒ってないことを信じてもらわないと、また涙目になられても困る。


 「本当ですよ、それに王女様が俺をここにうつしたわけじゃないんですから、気にしなくていいんですよ?」

 「ありがとうございます奈緒様」

 「いえいえ、ところで王女様はわざわざ謝るためだけにここに来たんですか?」

 「いいえ、もしよろしければ一緒に食事でもと思いまして、食事も持ってきたのでどうですか?」

 「それはありがとうございます。まだすこし汚いですけど入ってください」

 「はい、おじゃまします」


 王女様を部屋に案内して食事を始める。しかし王女様とどんな会話をしたらいいのかわからない、そんなことを思っていると、王女様が話しかけてくれた。


「奈緒様はこれからどうなさるのですか?」

「ギルドに俺の訓練をしてもらえるように依頼しているようなので明日からギルドに行こうと思っています」

「わかりました。できるだけ高ランクの人に訓練してもらえるようにしますね」

「ありがとうございます。王女様」


俺がお礼を言うとなぜか王女様は、微妙な顔をしている。俺は何かしてしまったのかと少し焦っていると


「一つお願いがあるのですが、よければ私のことはセレスと名前で呼んでいただけませんか?」


いきなりこの王女様は何を言っているんだろう?そういうことを言うのはほんとにやめて欲しい、いや、マジで!、そんなことを言われたら変な誤解をしてしまいそうになる。


「私は皆様ともっと仲良くなりたいのです!お願いします」


彼女いない歴=年齢の俺にはこんな美少女のお願いを断ることなんてできなかった。まぁ最初から断る理由もないのだが


「で、ではセレス様と呼ばせていただきます」

「うぅ~ん できれば様もとっていただきたいですが、まぁ今はそれでいいです。ありがとうございます」


王女様相手に様なしで話したりなんかしたら王宮の人達に何をされるかわかったもんじゃないので、ほんと勘弁してほしい。

でも話していてわかったが王女様は王宮にいる他の人とは違う。本気で俺を気にかけてくれていることがよく分かった。

この人がいればすぐに達也達がひどいめにあうこともないだろう。


王女様が「また来ますね」と言って帰っていってから、俺は次にすることを考える。


けっこうきれいにできたけど家具はもうダメだな。とくにこんな硬いベットじゃあ快眠できない。

そんなことは我慢出来ないしする必要も無い!

なぜなら俺には[イメージ作成]があるのだから!


わっはっはっはっはっ


笑いがとまらないぜ!


よし、さっそく次はベットを作成しよう。どうせ作るなら思いっきりふかふかのベットを作ろう!


イメージ作成を使用してベットを作るとまた頭に声が聞こえた。


ピコンッ


『スキルイメージ作成のレベルが2に上がりました。』


どうやらスキルレベルが上がったらしい。まだ二回しか使ってないのにもう上がるとは、たぶん[スキル、魔法経験値UP]のおかげだろう。これはスキルレベルカンストも夢じゃないな!


俺はそれから机、イスを作って少しのんびり過ごすことにした。 しかし俺はここであることに気づいてしまった!


そう!それは!





この家に風呂がなかったということに!!!





日本と言う国で過ごしてきた俺にとって風呂に入らないなんて我慢したくないので俺はすぐさま風呂を作成することにした!

どうせなら小屋ごと建ててしまおうと考えイメージする。


すると今までよりも何倍もでかい魔法陣があらわれ、そこから俺のイメージした小屋が出てきた!


しかしそれと同時に身体がだるくなってきた。そこでステータスを見てみるとMPが残り1になっていた。まだ20以上残っていたはずなのにいきなり1になるとは、作る物によって消費するMPが変わるのだろう。


ピコンッ


『イメージ作成のレベルが3に上がりました』

『スキル、魔法経験値UPのレベルが2に上がりました』

『イメージ作成のレベルが4に上がりました』


またもやレベルが上がった。しかもイメージ作成は一気に4まで上がったな。

かなり大きな物を作成したから経験値も多かったのだろう。


しかしこの身体のだるさわきついな、今度対策を考えないと。

俺はちゃっちゃと風呂に入ると晩御飯も食べずに夢の世界に旅立った。




 



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