癒し
来週からテスト勉強のため更新を不定期にさせて頂きます。
来月からはまた毎日更新していこうと思うのでご理解と応援をお願いします。
疲れた身体をひきずって家に帰ると、玄関でミアが待っていてくれた。
ミアは帰ってきた俺を見て心配そうな顔をしながら鎧を脱ぐのを手伝ってくれた。
「ずいぶん疲れてるようですけど大丈夫ですか?私に何か出来ることはありますか?」
「大丈夫だよ!情けないけど生き物を殺したのが初めてで慣れてないだけだからさ」
俺が笑顔でそんなことを言うといきなりミアが抱きしめてきた!
え!?な、なんで!?いきなり抱きしめられてるの?
「情けないなんてことないです!辛いのなら私に甘えてください!私に出来ることなら何でもしますから!そ、それに私は奈緒様の事がす、好きなんですよ?」
抱きしめながらそんなことを言われ目頭が熱くなってきた。
気づいた時には俺はミアを抱きしめて泣いていた。
「辛い気持ちは全部私にぶつけて下さい。私が全部受け止めますから」
しばらくして泣き止むとすごい恥ずかしくなってきてミアの顔をまともに見れなくなってきた。
「ね、ねぇミア。さっきの事は出来れば忘れてほしいんだけど?」
「何でですか?もっと甘えてくれていいんですよ?」
「そんなことを言われたら歯止めがきかなくなっちゃうよ?」
俺が冗談でそう言うとミアは嬉しそうに笑っていた。
「歯止めなんて必要ないですよ!!甘えたいだけ甘えてください。私はもう奈緒様のものなんですから!」
これは骨抜きにされないように気をつけないといけないな。それに早くしっかりとミアの気持ちに答えないとな。
「ありがとうミア。ミアの気持ちすごい嬉しいよ」
そう言いながら俺はミアを抱きしめる。
「な、奈緒様!」
驚いているミアにキスをしてその口をふさぐ、最初はビックリしていたミアも何をされているか理解すると俺に身体をあずけてくれた。
「ミア、これからもずっと俺のそばにいてほしい」
「はい!ずっとぞばにいます。いえ、いさせてください!」
そして俺達はまた唇をあわせてそのまま寄り添っていると俺はいつの間にか眠りについていた。