明るい巨大幼女計画
「博士、完成いたしました!」
「おぉ、ついにか!」
「はい!これが幼女を巨大化させるという薬です!」
「でかした!では早速町に出発だ!」
私と弟子は、二人で薬を開発した。
それは幼女を巨大化させる薬だった。
町に出かけた私と弟子は、さっそく幼女を探す事にした。
広場に出ると、一人の幼女がしょんぼりした顔で座っていた。
幼女が困っている。これは助けるしかない。
「お嬢ちゃん、どうしたのかな?」
「ぐすん……おかーさんとはぐれちゃった。おなかすいた」
「そうかそうか、君!」
「はっ!これを!」
「うむ。お嬢ちゃん、これで良ければ君に差し上げよう」
「わーい!」
私は幼女にホットドックを渡した。
喜びながら齧り付く幼女。
お嬢ちゃん、知らないおじさんのホットドックを食べるのは良くないよ?
うへへへ。
すぐに幼女の体に変化が起きた。
成功だ、体がどんどん大きくなってゆく。
「助手よ!成功だ!幼女のパンツが見放題だ!」
「大成功ですね!博士!」
「うむ!見事なくまさんパンツだ!」
私と助手は、服が破けない巨大化にこだわった。
もし服はそのままで少女だけ大きくなったら大変だ。
どこからか闇の力が働いてしまう。
辺りに幼女の声が響き渡る。
『ふえぇぇ、大きくなっちゃったよー』
「メリー?メリーなの!?」
『あ、おかーさんだ。おかーさーん!』
幼女は母親を見つけられたようだ。
ふと、ある疑問が浮かぶ。
「あれ?この幼女、どうやって元に戻すんだ?」
「誰かが彼女の口の中から侵入すれば、あるいは」
「何と……」
そういえば考えていなかった。
このままではいかん。あの幼女が不幸になってしまうのは良くない。
それに幼女の口の中……いかんいかん、興奮してはいけない。
「よし、私が行こう」
「博士……」
「なーに、幼女の巨大化なんてひとひねりじゃよ」
幼女の元に向かう私。
その頭の中は幼女の口の中に入れる事でいっぱいだった。
「これで、この薬は私一人の物ですね。博士」
そんな助手の独り言は、私の耳には入らなかった。
挿絵を使った短編その2です
気づいたら書いていました
宜しければもう一つの銀髪褐色幼女短編や
作者の他の短編、連載もよろしくお願いします