②地味だからって怒られた。
②話目です。
早くもgdgdです。
「にゅにゅにゅーんにゅん☆」
「何ですかそれは」
「おまじないだにゃん☆」
「……はぁ」
「お呪いだにゃん☆」
「漢字がッ!?」
そんなこんなで居座られました。正直迷惑です。
もうこうなったらTwi●terで呟いてしまおうか。
“天使来た”……駄目だ、テンションがおかしい。
「ねぇー怜にゃーぁん☆」
「何ですか…」
「怜にゃんって何でそんなに普通なの?☆」
「ソレ地味に傷つく質問ですね」
ニヤニヤしながら言わないで欲しい。
しょうがないじゃないか、だってにんげんだもの。
だってさぁー…☆と雪乃さんは続ける。
「普通ーの小学校出てー、ふっつーに中学校生活送ってー☆」
歌うように続けられる。
「受験もフツーに落ちて受かってー☆女の子にもふつーうにモテナイでーぇ☆」
「俺に何の恨みがあるんですかあなたは!」
ちょっと泣きそうだ。
泣かないようにちょっと目元に力を入れてると、バッと雪乃さんが俺の手を握る。
「ねぇ!」
「…ハイ。」
「右腕が疼いたりしない!?」「しません」
「実は魔王の生まれ変わりとか!」「ないです」
「あーッ!SOS団に入ってたりとか!」「そんなのありません」
「その幻想をぶち殺す!」「ぶち殺しません」
「友達が少なかったりは!?」「普通に居ます」
「首なしライダー!」「ココは池袋じゃありません」
「そーれーがー普通なのーー!!」
ええぇぇぇ…
理不尽な怒りをぶつけられた。なんだこれ。
「…よし、怜にゃん☆」
「なんですか」
「味の薄いカレーには味の濃いものを投入すれば良いんだよ☆」
「何の話ですか、てか誰がカレーですか」
「…よーするにぃーッ!」
刺激がない怜にゃんの生活に 刺激物を放り込んじゃえば良いんだよ!
「………」
「……………☆彡」
「…あ、今夜はカレーにしよう」
「怜にゃんスルーは駄目ちょん☆」
何なんだよ。
だいたい刺激なんて要らないよ。
俺は静かに暮らしたいんですよ。ですよ!
心のなかで叫ぶ俺に対し、雪乃さんはるんるんと楽しそうだ。
つか人のケータイを勝手に使わないで欲しい。
あぁ勝手に電話してるし。
「ふふっ♪ にゅん☆ にゅにゅにゅーん☆」
「…なんですかその(気色悪い)鼻歌は」てかケータイ返して下さい。
「これからたぁーのしー事が起こるんだよ、玲にゃん☆」
俺の声を無視して雪乃さんはケータイを手の内でクルクルと弄ぶ。
落としやしないかとハラハラするけど、それ以上に雪乃さんの言葉が気になった。
「…楽しいこと?」
「これからねぇー、」
死神さんが来るのー!☆
雪乃さんは楽しそうに声を張り上げた。
俺は意味がわからなく、とりあえず時計を見上げた。
……あぁ、もう昼食の時間だぁ…