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小説家になりたいのか、小説を書きたいのか

以下ウザイ自己語り入リマース。要旨はタイトル。だから飛ばしても全然おけ。

 

 僕はワナビでした。中学生の時から小説家になりたいと思っていました。学生時代に、作品応募もしました。電撃大賞に送った時は一次通過はしました。嬉しかったです。

 でも二次は通りませんでした。

 その時に、思いました。一応、僕は文章としては読めるものを書けるのだと。でも、僕が書きたい物をただ書きたいように書いては、商品としては通用しないのだと。

 だったら自分を曲げてまで、小説家にならなくてもいいや。

 そう、自分に言い聞かせてました。そうしないと、何もできないくせに馬鹿に高いプライドが許さなかったからです。


 そして働き始めて、時間に追われて、僕はそのうち物語を書かなくなりました。頭の中では妄想はしても、アウトプットするということをほとんどしなくなりました。文章を書くのは、面白いけど、しんどい部分もあったからです。世の中には面白い本がいっぱいあって、それを読んでいると、書いている余裕なんて無かったですし。


 そして働いていたらお金がもらえました。僕もちょっとは人の役に立ってるんだという実感が湧きました。

 そんな折り、何かで、「小説家になりたい」んじゃなくて、小説を書こうよ、その結果小説家になるんだよ、というニュアンスの文章をみたのです。もううろおぼえですが、それを読んでとても恥ずかしい思いをしました。あの時の自分は、小説を書きたいんじゃなくて、小説家になりたかった、本当にワナビだったからです。


 そして、僕の学生当時は、就職氷河期でした。当時の僕は自分の良い所をうまく上げられなかった。

正直今でも上げにくいです。しいていえば真面目な所かもしれませんが、でもそれほど自分が真面目とも思っていなかった。気がきかないし、如才無い受け答えなんてとても無理だった。

|こんな自分がどこに採用してもらえるか分からなくて、だから稼ぐ手段として作家になりたいと思っていた。


 小説を書きたいからという理由では、決して無かった。 


 今から思うと、僕は誉められたかったのです。というか、今でも誉められたいです。自分の作った物に対して、誰かがすごいと言ってくれたら、本当に嬉しい。あさましい位に、僕は承認欲求が強いです。だから山月記読んだときの刺さり方は酷かったです。というか今でも刺さる。

 ちょっとでも変わりたくて、悪あがきをしてますが、どうも空回っている気はしますねぇ。


 今はどうかと言われると、よく分かりません。面白いものを作ってくれる人を応援したいという気持ちが強いです。だから運営さんには早く投げ銭システムを作ってほしい。


 今書いているものは自分の言いたいことではありますが、自分の為と言うよりも初めて僕が誰かのために書いているものです。まあ自分の好みも入れてますが。ネットで読むことを想定しているので、出版用の書き方ではないと思いますし。これは宣伝じゃないですむしろこっち読んだ人は読まないでくださいお願いします。


 お恥ずかしい話ですが、ラノベと漫画だけ読んできた阿呆の、これが半生かつ反省です。


 だから言いたいのです。あなたは小説を書きたいのですか? 小説家になりたいのですか?


 後者では、多分すぐに消えてしまうと思います。



 

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