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79 空間魔術の有効な活用法

 {空間魔術で、作り出した亜空間に魔力を一時的に隔離する どうだろうか}

完璧、え、完璧。シュバルツ様と呼ばせて?

 {もちろん^^あがめ奉ってくれ もちろん供え物は美少女達のオムニバス形式百合小説で手を打つよ?}

オーケー今度書きます。それより順番が回ってくる前に亜空間に魔力を入れるよ。

 {了解^^ 亜空間展開 魔力を収納 完了 体内の魔力量を5000弱くらいに調整しといた}

ありがと^^


 「521」「518」「560」「698」「739」「800」

次の次、か。


 そして私の順番が回ってきた。舞台上に上がり水晶に手を当てる。すると体内をぞわっと悪寒が走り抜けた。何というか、覗かれた気がする。うう、一寸気持ち悪かった。浮かび上がった数字は…

 「!?4990 っこれはどういうことですか!?そんな、過去最高記録でも1900なのに!?」

 「お、俺たちの10倍は優にある、だと!?」

 「4桁とか見たことないぞ!?」


 よし、加減成功!完璧な作戦だったよ相棒^^イエーイ!

 {イエーイ!}

私たちは意識上でハイタッチを交わしたのであった。周囲のどよめき?そんなモノ耳に入ってこないよ^^


 最後はカルドが測定だった。表示された数字は、

 「1978!」

おお、多い。他の追随を許さないね。

 {おい、勝手に自分の記録を無かったことにするんじゃない}

あ、忘れてた。てへっ。


 「それではこれから実技試験を行います まず、武術選択の皆さんは講堂を出て演習場1・2・3に移動してください 次に魔術選択の皆さんは演習場5・6・7に移動してください」

その言葉に合わせて移動を開始する。二手に分かれた私たちは演習場に来ていた。私が案内されたのは演習場5だ。カルドもオランジェットもいる。


 「カルドは何の魔術を披露するつもりなのですか?」

 「私は竜巻×3だな セレナは?」

 「私は九電撃ですわね」

 「九電撃と言えば上級魔術ではありませんくて、セレナ?」

 「ええ、そうですわねオランジェット オランジェットは何を披露するのですか?」

 「私は氷球×20ですわ」


 そんな会話をしていたら試験監督の先生がやって来た。

 「これから一人一つずつ魔術を披露してもらう 防御結界の中で自分が使える最大の魔術を披露しなさい」

一人目の子が結界の中に入って呪文を唱えた。

 「火球×12!」

小さな火がその子の周りを回っている。

 {見たところ演習場5には高位貴族が集められている様だね 高位貴族ほど魔力量が多いから魔術のレベルも全体として高いと思うよ}

ほうほう。


 それからも様々な魔術が披露される。

 「雷撃」

 「暴風×2」

 「土壁×10」

オランジェットの番だ。

 「氷球×20」

おお、とどよめきが上がる。20個もの氷球を自在に操る姿に感嘆している。形大きさどれもが精密で凄い。

 {コントロールがしっかりしているね…君とは違って}

失敬な!今は私のコントロールもしっかりしてるもん!


 私の番だ。防御結界の中に入って心を落ち着ける。手をかざし、詠唱。

 「九電撃」

ピシャッ、バリバリ、ドンガラガッシャンドンッ!!直後、私の周囲に9つの巨大な電撃が落ちた。


……「「「「「「「「「「「「「「「…」」」」」」」」」」」」」」」……

あ、やり過ぎた?

 {あ、アハハ……}




 

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