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71 戦利品整理

 いろいろ出てきたけど圧倒的に多かったのが完全回復薬。

 {2回に1回くらいのペースで出てきたよね(笑)}

もう薬屋開けるぐらい在庫がある。あのファンタジーあるあるのガラスの小瓶が空間収納に溢れ返ってるよ(苦笑)。


 まあ、見慣れた小瓶は置いておいて、大事なのはこれだよ!この「性転換の水晶」!

 {何でそんなものがあるんだろうね?}

さあね、でもこれでビーネのTSイベントが起こせるよ!今度ライヒトに連絡入れてビーネに渡そうか。

 {やったああ よかったねビーネ! …あ、待って それじゃあ私が全力で構築していた性転換の魔法陣はどうなる!?}

あ…用無し、かな。

 {あ”?最悪何だが!?}

あああああ、そんなに気を悪くしないでくれ。また、双子形態を実装したときに君の性別決定にでも使ったら良いだろう。そう怒らないでぇ!

 {そうだよね、取り乱したわ}



 あ、装飾品が出てきて嬉しかったよ^^紫水晶の指輪で紫電をバチってさせたい。それに、魔力増幅効果のあるサークレットとかTHEファンタジーって感じでいい。一回使いたいわ。

 {サークレット、ね、あんの腹黒聖女が付けてたから正直見るだけで吐き気がする ああ、さっさとこの不愉快な思い出を記憶から滅却したい…}

あ、例の君を封印した聖女ね。君って天使の件もそうだけど意外と根に持つタイプだよね。

 {まあね、私くらい記憶力が良いと忘れたくても忘れられないんだよ}

唐突に自画自賛紛れ混ませるの癖なのかい?

 {え?}

無自覚かよ…


 でも、やっぱり今回出てきたものの中で特に嬉しかったのは衣装かな^^

 {新しい衣装好きだよね君}

うん、ガチャで新衣装とか出たらそれが出るまで引いてたしね。というか現実問題として衣装一パターンはよくないよ。着替えがいるから。毎日同じっていうのはさすがに…ね。

 {あ、現実問題…だね…}


 それはさておき今回は衣装が結構たくさん出たね^^

 {そうだね、どれか実装する?}

する。絶対する。とりあえず、対天使殲滅形態用に一着回そう。

 {オーケーどれが良い?}

むむむ迷うけど、一つ選ぶならこの青みがかったグレーと黒を基調にしたドレス装備かな。それに青銀のサークレットを合わせよう。

 {ドレスは良いけどサークレットとかいる?私が微妙に嫌なんだけど}

いるよ。君が拒否しても私はサークレット付けるよ。いるからね。(圧)

 {……はぁい、とりあえず対天使殲滅形態に衣装チェンジを紐付けとくよ}

よろしい。形態変化の夢が広がるね^^素晴らしい。いっぱい披露しようね^^

 {もちろんだよ^^形態変化、良い。めっちゃ良い^^}

いつの間にかシュバルツ君が形態変化に目覚めてる!?何か学習したのかい?

 {ああ、脳内インターネットで魔法少女に目覚めてしまってね^^ あれ、良いな}

良い^^


 {その勢いでSNS を見てたんだがアニメ7不思議何てものがあるんだな}

ああ、例えば鉄壁のスカート。明らかに中身が見えるはずなのに見えないんだ。地面に座ったりしても、パンツが見えない、お尻を高く突き上げているけど、パンツが見えない、ひっくり返っているけど、パンツが見えない、風に吹かれても、パンツが見えない。ここまで徹底しているともはや芸術の域だ。

 {逆にお上品で良いと思うよ^^}

ああ、それは同意。それに最近は逆さ吊りにされてもスカートがまくれ落ちない何てこともあるな。あれだ。重力に逆らうスカートってやつだ。


 {ああ、7不思議は他には何故か変身シーンを待ってくれる敵キャラ何てのがあった}

いる。何ならほとんどの敵は変身シーンを待ってくれる。ふ、実は私このことについて一つ仮説があるのだよ。

 {仮説?面白そうだね是非とも聞かせてくれ^^}

それは「実はみんな魔法少女のことが好き説」だ!


 どんな魔法少女アニメでも敵キャラは魔法少女の変身を待ってくれている。その理由は至って単純。


 「見たいのだ」


 彼らは魔法少女の変身中のキャワイイ姿、変身後の決め台詞に決めポーズ、それらを堪能するために彼らはあえて変身を待つ。


 そして戦闘が始まる。すると、魔法少女は苦戦することがある。彼らは上級者だ。第二形態若しくはそれ以上を目に焼き付けるために魔法少女に奥の手を出させる。そして最後、彼らは必殺技を必ず決められてエフェクトの海に沈んでいく。これも必殺技が見たいのだ。必殺技でしか倒せない。それは必殺技が見たいからだ。特典には価値がつくのだそう、いわばSSRを狙う感覚。


 海辺で水着のまま戦う魔法少女が存在するのは夏のSSRの為、じゃなくて水着魔法少女が見たい敵が海をねらうから^^少女達の前に性懲り無く現れるのも、悪事を働き蔑まれ、ときに死を持って救済されるのも全部全部マゾっ気のあるロリコンだからーーーーー!!!

 {君、全ての敵キャラの悲しい過去とか目的を無視したな あ、魔法少女はロリの設定なのね}

うん。あ、違っても良いよ。

 {しかもこんなに長文語られると引くわ…}

でも、この理論なら全ての疑問に答えが出ないか?

 {出るかもしれんが、発表したら全ての敵キャラを敵に回すぞ}





 …話は変わってさ、ねぇ、衣装装備は衣装装備でもこの鎧装備達どうする?私、鎧着ないんだけど。売る?

 {シャッテントゥルムの取引先に売ったら?地下競売とかあるらしいよ}

地下競売!?ゆ、夢がある。一回潜入してみたいね。というか原作に王都の違法地下競売をリーベ達が調査するっていうシーンがあったのを思い出したわ。

 {あ、あったね}

まあ、いらないものはいくつかシャッテントゥルムに流すことにしようかな。また、ライヒトに日程を調整させるよ。


 さて、戦利品整理も楽しかったけどそろそろ寝ますか。

 {お休み^^}


 朝、今日は寝坊しなかったよ^^

 {それ、普通だからね?}

ひゃい。


 「お早うございますお嬢様」

 「お早うミルト 今日の予定は?」

朝食をとるために食堂に向かいながらミルトに予定を尋ねる。

 「本日は午前中は地理の授業と詩作の授業、午後はダンスレッスンと奥様とのお茶会が予定されています また、夕食時にレーツェル様がお帰りになるそうです」

 「ありがとうミルト 今日はお兄様が帰ってこられるのですね」

学園生活とかについて聞くの楽しみなんだよね。


 「お帰りなさいませお兄様」

夕方、寮から一時帰宅した兄を迎える。

 「ただいまセレナ、少し見ない間に身長が伸びたんじゃないか?」

え、嬉しい。普通に身長伸びてたら嬉しい。でも、兄よ、そっちの方が明らかに成長期きてるよね。

 「そうですか?私にはお兄様こそ身長が伸びた様に感じますわ」


 そこから、話をしながら部屋まで歩く。

 「そういえば、セレナの学園入試まであと少しだね 勉強はどう?」

ふっ、よくぞ聞いてくれました。



 

後書き失礼します。

最近投稿リズムが乱れてきている作者です。

とりあえず16時に投稿できなかったら21時頃に投稿することにしました。

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