表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
57/171

56 迷子になっちゃった

 シュバルツ君、もしかしなくても今私迷子?

 {迷子だね 探知で君の父を探して合流するかい?}

いや、これはチャンスだ。監視なしでうろついて学園の下見ができる!今後のヴァイスの活動の為に下見しておくのは重要だと思うよ。まあ、適当なところで戻ったらいいでしょ。ね?

 {ね?、じゃないんだけどねぇ まぁ学園の下見なり何なり好きにしたらいいよ}

わーい、ありがとうシュバルツ君^^


 とりあえず上から見てみないと全貌がつかめないんだよね。飛んでいい?

 {目立つからだめ せめて透明化して}

りょーかい。人目がなくなったら透明化して飛ぶよ。人目がなくなるまで、いけるところに行こうか。

 {何処に行く?}

庭とか?

 {君、庭好きだよね}

ミステリアスなことがしやすいから良いよね^^あとは高いところとかも好き。

 {馬鹿と煙は高いところが何とやら^^}

おい、失笑するな!


 はあ、はあ、この学園建物多過ぎでしょう、いろいろ気配消しながら見て回ったけどこれ新入生必ず迷子になるよね。初見に全く優しくなーい!

 {完全に同意 初見クリアはきつい あー、落ちた!}

ん?君なんか違うのしてない?

 {マ○オカートだよ^^テヘッ}

初見クリアきついと言えばレインボーロード?最初のカーブ曲がりきれないんだよね。って違う!何ゲームしてるのさ!

 {いやぁ演算能力を駆使したら脳内にゲーム作れちゃった どやああ}

うわーすごい、すごいねー

 {棒読みだねぇ}

はぁ、また私にも遊ばせて。下見はあらかたしたし、とりあえず帰る?

 {オーケー 位置情報オープン!}

ふむふむ、帰るか。


 「ねぇ、貴女大丈夫? 迷子かしら?」

ん?誰かな。きれいなお姉さんがいる。生徒の人かな。ふむ、ここは迷子のロリというコンテンツを提供しないと!まあ、私は迷子じゃなくて自力で帰れるけどね!

 {やるっきゃないでしょ よーい、アクション!}


 「あの、お姉ちゃん セレナね、お父様とお母様とはぐれちゃったの」

きゅるんってしたら完璧じゃない?

 「セレナちゃんって言うのね お父様とお母様の名前とか格好が分かる?」

 「うん!セレナ分かるよ お父様はクヴァールって言ってね、お母様はヴァイヒって言うの お母様は今日は黄緑の服着てたよ!」

 「クヴァール?ってナロウ公爵!? あの、もしかして貴女はセレナ・ナロウ公爵令嬢?」

 「うん! お姉ちゃん私のこと知ってたの?」

 「え、ええ少し聞いたことがあってね」

目の前の可愛いロリが公爵令嬢って気がついてお姉さんが驚いているのが良い。はぁ、驚く美少女成分が全身に染み渡る。疲労がたちまち回復していくよ^^

 {本当に君の体が回復していて身体構造が謎過ぎる}

あれ?比喩のつもりだったんだけど。

 {私も比喩かと思ったんだけどねぇ ま、君だから何でもありって思っちゃうよね}

ふふん。美少女は最強なんだ!

 {でも君はまだロリだろ?}

ええい、うるさい!

 

 「あのね、お姉ちゃん セレナ、お父様とお母様に会える? ちゃんと帰れるかな?」

少しうつむくのを忘れない。

 「ええ、お姉ちゃんが一緒に探してあげるね」

ふわっと上目遣いで破顔して、

 「ありがとうお姉ちゃん 大好き!」

よっしゃあ!美幼女的三段攻撃(うつむく・上目遣い・「大好き!」)が決まったぞ^^

 {ずきゅんって音が聞こえたね}

美幼女的三段攻撃の効果だね^^美幼女粒子が萌えを放出しながらときめき崩壊を起こしているんだ。そして、ときめきを感じてはぅぅってなってるお姉さんと破顔するロリによって、おねロリの供給量が加速度的に増加。萌えが致死量に達しているよ。

 {私たちはたった今、致死量の萌えを浴びせられているのか… これ、萌え死んじゃわない?}

大丈夫。萌え死んでも美少女達への愛があれば何度でも蘇れるよ^^


その後お姉さんに付いていって無事に両親と合流できた。お姉さんが父と母にすっごく感謝されてちょっと緊張してた。いやー楽しかった。また、美幼女的三段攻撃決めたいね^^あの爽快感はバレーボールの本家三段攻撃が決まったときに勝るとも劣らないよ^^

 {お姉さんがいろいろ大変そうだけど、楽しかったで済ませて良いのかい?}

いいの!ロリっ子無罪の原則を適用するんだよ^^少なくとも私は迷子ロリイベントのためならどんな犠牲もいとわないさ。

 {今日だけで君の変態さが改めて強調されている…}





後書き失礼します。

最近、後書きで文スト【腐】への愛を語っている気がする作者です。ヨコ虫、太中、中太、福乱はいいぞ^^

じゃなくて、語りを封印しろと知人に言われてしまったので正式に語りを後書きに入れ込もうとしています。(何でそうなった)

封印はしない!だって、愛の語りを封印したら後書きを書く意味がないじゃない!(極論)

という訳なので、私はこれからもぶれずに好きな作品達への愛を語る後書きを続けていきます!

補足:2024年7/1に46、47話改稿しました。ちょっぴり変わってるのでよろしければご確認を。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ