50 同人計画始動!
ねぇシュバルツ君この世界の問題を覚えているかい?
{もちろんだねぇ^^文化成熟度が低いことだねぇ}
その通り、ということでいよいよ計画を始動させようと思うんだ。
{同人誌計画かい?}
そう。まずは同人誌を作るために原作作品から書いていこうか!著作権とかで訴えられてもいいように自作の作品ならいいだろうという発想。閃きが冴え渡っているよ^^
{自画自賛激しくて草}
そうは言うけど君はこの案がよく考えられていると思わないのかい?
{まあ、原作を自作したら二次書き放題というのは間違ってはいないね}
でしょう^^ということでどんな作品を書くかだよ。やっぱ定番の乙女ゲー的な恋愛小説かな。
{それがいいんじゃない 二次も書きやすいでしょ そこから学園恋愛の恋愛の一ジャンルとして百合を差し込みたい}
よく分かってるじゃない。まあ、先に薔薇書いてからね。
{了解^^}
あ、ヴァイスの同人誌とかもそのうち出す?自己プロモーションも大事だよね。
{自己のコンテンツ化が相変わらずすごい}
ASMRとかも出したいけどこの世界じゃ無理かな。せっかく美少女ボイスを手に入れたし看病シーンとか深夜の邂逅シーンとか録音したいんだが。
{何それ知らない世界なんだが}
また、ラーニングしといて。絶対はまる。
{了解だねぇ^^}
さて、書き始めますか。まずはプロットから固めよう。設定談義だ~
{いえーい^^}
テンション高く深夜まで執筆。
からの翌日寝坊。
{もはや様式美になりつつある}
やっぱりミルトに怒られた。
「よろしいですかお嬢様 朝に決まった時間に起きることがができないようではこれから困る場面もございますでしょう」
ヤバイ、ガチ目の説教に入っちゃったよ。
{おとなしく聞いてろ}
うるさいなぁ。君があんまりにも話しかけてくるからだろ。
{唐突な責任転嫁}
「お嬢様、聞いていらっしゃるのですか!」
「ごめんなさいッ!」
{だから言わんこっちゃない}
それから、毎日コツコツ執筆している。いや~筆の進むこと進むこと。紙は欲しいだけもらえる公爵家最高!
いやでも、毎晩のダンジョン周回の頻度を減らしたことで弱くなってたりしたらどうしよう。
{魔力だけならほぼ毎日執筆時の興奮で増え続けてるよ、心配しなくてもね}
おお、ならよかった。安心、安心。
{言っとくけど普通じゃないからね ほんとおかしいよ}
そんなこと言われてもねぇ。最初からそうだったし?
{はいはい、そうでしたね}