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33 ビーネの動かし方

 さて、魔王教を潰すためにはどうすればいいだろうか。

 {唐突だねぇ 何か思いついたのかい?}

いや、何も思いついてないけど、そろそろ動いた方がいいんじゃないかと思ってねぇ。

 {魔王教はこないだのシャッテントゥルムとは違って数が多いからねぇ 殲滅は大変だと思うよ}

そうだよねぇ数が多いからねぇ…って数が足りないならこちらも数で対抗してはどうだい?

 {具体的にどうやって?}

そうだねぇ。それこそシャッテントゥルムに協力させるとかどうだろうか?

 {いいんじゃないかい?}

それじゃあ今度リューゲダンジョンにでもライヒトを呼ぼうか。どこかの隠し部屋で打ち合わせをしよう。


 ライヒトを呼び出して魔王教の拠点を探すように言っておいた。まず拠点を潰して、生き残りを消していく作戦だねぇ。あと、ライヒトにビーネを呼んできてもらったから、頼み事をしないと。

 {何を頼む気何だい?}

ビーネには魔王教の拠点の中でも本拠地を探してもらおうと思うんだよ。大変だけど、ビーネならこなしてくれるよね。

 {という建前で?}

こなしてくれたら、ビーネにご褒美と称して女装用の服を買ってあげたい^^私はヴァイス姿でおねロリがしたい^^

 {君のことだ、どうせ欲望にまみれているとは思っていたよ}

うるさい!百合イベは正義なんだよ!

 {それで反論になってると思うのかい?}

……………さあ?


 ビーネがリューゲダンジョンの隠し部屋にやってきた。

 「よく来てくれたわ」

 「ん、今日はどうしたの?」

 「貴女に頼みたいことがあるの」

 「分かった」

 「内容を聞かなくてもいいの? まあいいわ、私は貴女に魔王教の本拠地探しを依頼したいの もちろん危険な仕事だから報酬は用意してるわ」

 「報酬?」

さあビーネの一本釣りだ!

 「女装用の服 これでど「喜んで働かせていただきます!!!」

しっかり釣れた。

 「そう 頼んだわ」

ほくほく顔のビーネが隠し部屋を出て行った。


 やったね^^これでビーネと服を買いにお買い物デートができるね^^

 {全く君ねぇ…}

楽しくなりそうだねぇ^^さっさと魔王教潰して、ビーネとデートしようね^^


 そしてやる気をみなぎらせていたビーネから魔王教の本拠地が見つかったと連絡が来たのは10日後のことだった。


 早くない?

 {モチベーションアップは人間の能力を大幅に向上させることは君が証明してるだろう?}

へ?そんなことあったけ?

 {謎の美少女プレイをしているとき君の魔力は大幅に増加しているよ}

そうだったね。思いは大切なんだよ。

 {名言のはずなんだけどねぇ…}

どういうことだい?

 {君が言うと迷言に聞こえてくるんだよ}

失敬な!!!


 

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