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 まず一人かたづけて、次はどこに行こうか?水晶を持ってたもう一人を追う?

 {それがいいと思うよ 解析したがこの水晶には濃密な魔力が本当に大量に入っている 一つでもスタンピードにつながりかねない}

そんなにやばいのか。魔王教恐るべし。

 {私は君の魔力量の方が恐ろしいと思うけどね}

何か言ったかな(圧)?

 {何にも言ってないよ 君、妄想癖があるんじゃないかい?}

確かに妄想癖はあるけど…

 {あ、本当だ}

とりあえず40層に急ごう。


 40層にいる男は必死にラビットキングに水晶を食わせようとしていた。だが、この巨大ウサギ、口だけ小さい上に、意地でも口を開けようとしない。これは、なかなか迷勝負だ。ようつべのネタゲーム実況としてなら面白く見れたかもしれない。しかし、こいつらは危ない奴らなのだから、と後ろから男ごとラビットキングを魔力光線で消した。そして、その場に力なく転がった水晶を回収。残る3人の行方を急いで追うことにしたのだ。

 {君?急いでるのかい?}

ああ、私の勘がミステリアスチャンスが来るとささやいているんだ。それに間に合わせないと、と思ってね。

 {出たよ謎の勘 まあ好きにしたらいいと思うねぇ}

ありがとうシュバルツ君^^理解のある相棒がいて私は幸せ者だねぇ^^


 魔力探知っと、さっきの3人はどこに向かったのかなぁ?

 {反応があったのは第1層だねぇ}

1層目?何してるんだろうか?まあ行ってみようか。

 

 一層目に到着したよ。ん?何か剣戟の音が聞こえるんだが、気のせいかな?

 {気のせいじゃないねぇ 行ってみるかい?}

おふこーすだねぇ^^


 そっと物陰から様子を伺ってみる。そこには8人の人物がいた。3人は先程見た魔王教の3人で、5人は騎士の格好をしていた。その2集団が交戦している。


 どうやって出て行こうか?迷うねぇ^^

 {出て行くのは決まりなのかい?}

もちろん!騎士団ぽい人たちの前で謎の美少女プレイができるんだよ!騎士団の前で美少女無双して、あの少女は何者だ!?ていうリアクションをさせたいんだよ!

 {謀らずしも当初君が語っていた通りになりつつあるのが怖いねぇ}

私は一級フラグ建築士だからねぇ^^


 それでどうやって出て行くかだけど、今回は舞い降りてみようかなと思うんだ。というわけで、戦場の真上に転移するよ。ちょっと転移陣にエフェクトかけてくれない?

 {了解^^}

さあ、美少女効果で戦場に介入するよー^^


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