18 女装だって広義の女体化だもん
前回の振り返り
ヴァイスがシュバルツに少女の鑑定を頼むと…
{なんてことだ こんなことがあるのか、いやこれを知ったらヴァイスがどうなるか考えたくもない}
おいおい一体全体どうしたっていうんだい。
{いいか、怒らずに聞いてくれ、この子は.…、この子は…男だ}
へ? それって…つまり…
つまり…この子は男の娘だということかい!
{そうなんだよ…}
君、どうして落ち込んでいるんだい?
{へ?そりゃあ男だと分かった君の怒りが爆発して変な方へいくんじゃないかと気が気でならないからだが}
そんな心配をしていたのかい。はぁ、それは無駄というものだよ。
{おお、君は思ったよりまともだっ…
なぜなら、男の娘も大好物だしねぇ!大丈夫、女装だって広義の女体化!おいしいコンテンツに決まってるじゃないか。そして、精神的百合に興じるんだ!^^
{前言撤回、君はやっぱりまともな思考の持ち主ではないねぇ 私の想像の遙かに斜め上を行ってくれるよ..}
おいおい君、私がいつ肉体的百合専だと言った?精神的百合ももちろんおいしいに決まっているだろう!付け足すなら、私は百合専でもないからねぇ^^
{は?}
前世の私は姫女子で、腐女子で、ノーマルもたしなむ、重度のカプ厨だったからねぇ^^
{オールラウンダーじゃねえか!}
そんなこともないよ。私はどうしても夢小説は許せなかったからねぇ。
{あ、はいそうですか}
反応薄くない?
{君の予想外のとんでもなさに思考が飛んでて現実世界に戻ってこれないんだ}
錯乱してるねぇ。大丈夫、これからなれようねぇ^^
{嫌だー!!}
君に拒否権はないよ^^
あ、もしかして君も女体化したい?そういうことなら、女体化イベントも、いつかしようねぇ^^その前に、君との双子形態の設定もまた詰めようか^^
{双子形態の設定? それに君なら女体化イベントも本当にやる気なんだろうな…}
もちろんだねぇ^^楽しみにしててねぇ^^
{はぁ…}
浮かない顔だねぇ、まっ、とりあえずあと一人残ってるから、そいつをつぶすよ~
{了解…}
魔力探知っと、真ん中の扉の奥に一人残ってるね。シュバルツ君、さっき扉を吹き飛ばしたやつもう一回するから準備してくれるかい?
{分かった とりあえず切り替えるよ}
そして、大鎌形態になったシュバルツを構えた私は、闇組織の最後の一人がいる部屋の扉を豪快に吹き飛ばしたのだった。
後書き失礼します。
セレナが夢小説許せん!ってなってるのは前世夢小説を書こうとして失敗した逆恨み、というどうでもいい設定を考えていた作者です。
作者は夢小説もまあ、苦手ではないですよ。限界オタクの叫びとかつい同調します。ようつべに流れてくる夢女子さんのオタク語りを聞きながらゲームとかしてしまうw
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