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166 帰還

 さて、学園の教師陣が駆けつけてきたので私たちは何も言わずその場を立ち去った。エフェクトかけた魔法陣って良いよね^^

 {マジで分かる あ、ヴァイス一寸寄りたいところがあるからさ、寄っていっても良いかい?}

何処に行くの?

 {んー適当に行ってくるよ 何かあるようなら呼んでくれたら直ぐ戻るし、二号は君に残していくから大丈夫だ ああ、浮気なんてしたら分かってるよね?}

別に君に操を立てた訳じゃないんだが、二号とどうにかなることはないから行って来ていいよ。

 〈そうだぞ、別に私は主とどうこうなりたいなんて思ったことはない ……シュバルツが怖いからな(ボソッ)〉

 {まあ、行ってくるよ}

おぅ、いってらっしゃい。


 そして何事もなかったように1年生の遠足は終了した。ダンジョンを出て3日ぶりに見た太陽に光が薄暗がりになれた瞳にはいささか眩しかった。


 「……今回の遠足に何者かが現れたらしい」

 「何だと?ダンジョンに侵入者が来たのか?」

 「そうらしいですわ 一体何が狙いなのでしょう」

 「先程小耳に挟んだだけだが羽の生えた人の姿が確認されたらしい」

 「羽の生えた人?そんな人間実在するわけがないでしょう?」

 「いや、天使や悪魔の類いかもしれませんわよ」

 「まさか、ね」


 一寸噂になっているねぇ^^

 〈そしてシュバルツは戻ってこない〉

何処で油を売ってるのやら……


 「……レナ……セレナ! 聞いてますの?」


 「え、ええと どういたしましたの?オランジェット」

 

 「貴女の最高攻略階層記録は何処まで伸びましたの?」

 結局私は130層まで攻略を進めたのだった。

 「130層、ですわね オランジェットは?」

 

 「……貴女相変わらずとんでもないと言うか……何というか……」

 「そ、う……だな 相変わらず格が違うというか……」


 「貴方たち言いたいことははっきり言ってしまった方が良いと思いますよ?」


 「「……もう、いっそ、引いてる」」


 いや、何時だって引いてるだろ。君たち何だかんだ何周回ろうが私に対してドン引きしてるよね。


 もういや。帰ろ。


 遠足が終わったので解散を告げられて直ぐ帰った。寮の部屋に帰って寝てもシュバルツは帰ってこなかった。何してるんだろうね?

 

 


 


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