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165 決着?

 「おい、憤怒お前如何したんだよ!?」


 急に目の色を変えて特大のビーム砲をぶっ放した憤怒に傲慢が困惑した様子を見せる。

 {成功だねぇ^^}

何がっ!?

 {精神干渉だよ^^}



 どうやら、シュバルツが憤怒の精神に干渉して、ビーム砲の特大暴走を起こし自爆させたようだ。普通に怖。え、私精神干渉に耐性ある!?大丈夫か!?

 {君や私、二号には精神干渉無効がデフォルトに設定されているから大丈夫さ^^}

そのシステムを設定した張本人からの精神干渉が一番心配なんだよ!君がその気になったら私終わりじゃん!

 〈その時は私が何とかして見せよう、主〉

急に会話に入ってくるじゃん。ビックリしたよ。

 {そうだぞ、全く使えないな}

 〈おい、シュバルツ お前理不尽が過ぎるだろ!?〉


 「おや、憤怒は消えたようじゃのぅ まあ、無理もないの あれは力の制御が甘かった故、自爆したのじゃろ 妾は疲れた故帰る 童らは好きにするが良い」


 色欲さんは帰っちゃうみたいだ。まあ、都合が良いね。

 〈さて、残りの二人は如何するのかねぇ〉


 「……傲慢、私たち二人であの二人に勝てると思いますか?」


 「悔しいが無理だろうな、いや、持久戦ならいけるか? いや、相手をしていて痛感したが情報が足りねぇ 俺たちも撤退するぞ」

 

 「貴方の意見に同意するのは不本意極まりないですが私もそう思います 行きますよ、傲慢」


 そう言った嫉妬は足下に魔法陣を展開させて消えた。先程まで二人がいたところに灰色の羽根が散っているという演出付きである。

 {悔しいがミステリアス度で負けたね 分かってるじゃないか堕天使のくせに}

けっ、悔しいがセンスは認めようじゃねぇか。

 〈何処で張り合ってんの?〉


 二号だけが混乱している。そして、私達は来訪者を迎えた。そう、おそらくカルドとオランジェットが呼んだ救援の先生だろう。何せ我々は怪しすぎるし通報したくなっても無理はない。


 「あら、また客人ね」


 「武器を捨てて何者か答えろ」


 険しい表情の学園教師の問いかけにシュバルツはわざとらしい動作で応える。


 「はぁ、無粋だねぇ そう思わないかいヴァイス」


 「シュバルツ、無駄口叩いてないでさっさとあれを追うわよ」


 「分かってるさ 行こう」


 {意味も無く魔法陣展開、雰囲気出すために光のエフェクトかけます^^}

ん、良い感じだね。


 戻るか。

 



 


 

 

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