表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
160/171

158 謀ったな!?

 残りの残機が2つです、はい。如何しますか?後一本は落とせるけど、不死の首どうする?

 {そこは調整中だからとりあえずあと一本落としといて}

了解だよ。


 「グラビティオペレーション 負荷100倍!」


 不死ではない方の首を鎌の一閃で落として焼く。再生しかかっていた肉がじゅわぁっと焦げ付いて溶ける様子は中々グロテスクだ。


 {さて、準備が出来た 不死に干渉して不死性を消し去ったよ 今なら中央の首も落とせる}

干渉?

 {そ、干渉は事象を書き換えることが出来る能力さ}

うん、細かいことはさっぱり分からない。とりあえず行くわ。

 


 切りつける。それだけでたやすく首が飛んだ。断面を焼いた瞬間沸騰するようにヒュドラの体が溶ける。そして、虚空に消えたかと思えば宝箱がそこには鎮座していた。


 勝った?

 {勝ったね いやぁ、干渉を使うのは久しぶりだよ 一寸反動がきついからねぇ}






 ……え?反動?

 {大丈夫さ、反動と言っても10トントラック級の痛みが2日後くらいに襲ってくるだけだから^^ まあ一寸した筋肉痛的な?}

て、手前、それを先に言いやがれ!ワテを謀りやがったな!?

 {ナンノコトカナ?}


 こうなったら仕方ねぇ、攻めのつもりだったのにヴァイスに組み敷かれて攻め受け逆転されるシュバルツのくっころものでも書いてやる。そして、それを文化祭の無配にして広めてやる。

 {そんな無慈悲な! 救いは!?}

無い。そこで反省してろ。

 {くっ、ここは快楽堕ちシュバルツのイラストというのも中々良いのでは^^くっころ女騎士要素というのもコンテンツとしては美味しい^^}

君は無敵か?自分受けでも嬉々としてコンテンツを語り始めた……こっわ。だが、徐々に積極的になって誘い受けになるのも……あり?催眠しようぜ^^


 {ありだよねぇ♡♡}

ハート♡止めろ、萎えたから。止めだ、止め。

 {駄目ぇ♡……?}

止めろ。喘ぐな。

 {はい、すいませんでした 一寸調子に乗りました}

分かったんなら良いんだよ、分かったならな。はいはい、もう寝るぞ。さっさと古の間行け。

 {了解!}


 そして、古の間に転移……転移?何か、景色が違う?ここは……何もない?暗黒空間……的な?


 おい、最近ミスが目立つぞ!?ここ、何処だよ!?あの素敵廃墟は!?何ここ!?意味不なんだが!?おい、シュバルツさん、現場から報告を!?

 {いや、現場て君も同じ所にいるだろ あっ、はい、さっさと現場から報告しますぅ 転移の魔法陣に干渉されました ダンジョンの仕組みを乗っ取った堕天使共の仕業と推定されます、あ”?許さないが?}

で、結局ここは何処なのさ?

 {ここはですねぇ……はい、わかんねぇ}

あ?ざけんな!?どうするんだよ!?え”!?分からん!?許さないが!?


 〈主、それとシュバルツ、大丈夫か!?〉

 {おい、お前何処から湧いてきたんだよ 留守番つったよね?何出しゃばってんの?このロリコンが}

 〈いや、シュバルツから危険反応というか?ほら、我々本質的には同じだから、何なら同一人物だからね、分かってくれ あの鳥もどきのことなら分かるんだよ あっ、干渉されたなって〉

一旦落ち着け。色々支離滅裂だから。えぇっとだからこういうことだよね?


 まず、シュバルツが古の間に転移。堕天使共が干渉して意味分からんとこに転移させられる。それで、そのことを2号が感知して駆けつけてくれたと。

 〈大体そんな感じだな それで来た あの鳥共が出てくるなら大人しく留守番などしてられないからなあ”!〉

あ、たとえロリコンになろうと2号はやっぱ平行世界のシュバルツであってるわ。天使全般への殺意がカンストしてるもん。うん、恐ろしいほど反応が似てる。やっぱ、君ら同一人物だな。

 {元からそうだが?}


 ええい、混ぜっ返すんじゃねぇ!


 はい、決を採ります。①堕天使のとこにミステリアスに殴り込みに行く。②とりあえず一旦帰る。はい、謎の美少女会議招集しますぅ。よし、どうする?

 {あ?こんなの答え見えてるが?と言うか①一択でしょ?}

 〈同意 ①しかありえないが?〉

うん。分かってた。じゃあ、殴り込みにいこうじゃねぇか!手前ら、ついてこい!

 {〈おー!!〉} 

で?何処行けば良いの?

 {}

 〈〉

おい、言いたいことがあるなら直接言えや。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ