15 謎の美少女デビュー
さあさあシュバルツ君、今から我らが謎の美少女ヴァイスが、対人戦デビューするよ!テンション上げていこう!!
{オー!!だねぇ}
夕食も終わったし、ミルトも下がったので、呼ばない限り来ない、つまり自由行動可能!‼ さっきの危なそうなやつに追跡魔術をつけておいたので、とりあえずそれを追いかけよう!
変装、着替え完了!年齢操作の魔法陣は?
{完成したよ^^ 自信作だねぇ}
さっすが相棒!信じてたよ^^年齢操作で見た目を15、6歳の少女にして、転移で出発だ!
転移で、ムレン伯爵と会っていた闇組織の人物の後ろに転移する。
「闇鎖」
「私に逆らう気がないなら1回うなずきなさい」
反応がないねぇ。私は短気なんだが。
「さっさとしてくれないかしら?」
うなずかずに、拘束をほどこうとしたので、
「そう、それを選ぶのね」
「睡眠」
情報を引き出したいのに眠らせちゃった。どうしよう、どうしよう。なんとかできないかい、シュバルツ君。
{はぁ、記憶でも読んどくよ….. 君、案外無計画だな}
美少女だからうまくいくはず!と思って行動しているからねぇ
{ド偏見だねぇ}
闇組織の人物を亜空間に突っ込んでから、とりあえず闇組織の本拠地の前まで来た。地下の秘密通路とかあったら、と思うとわくわくするねぇ^^
魔力探知を展開して内部構造を確かめる。2階建ての普通の家に地下通路が付いていて地下本部につながっている感じかな。
{本当に地下通路があったんだ…..}
謎の美少女の勘は外れないんだよ?これ常識だよ?
{君の常識を信用してはいけないと思うねぇ}
よし、突撃しよう。強そうなのいるけど美少女が負けるわけないもんね。
{その自信、どこからわいてくるんだろうねぇ?}
美少女への信頼からだねぇ^^そろそろおしゃべりはやめて突撃するよシュバルツ君!
{了解!}
ピッキング、ではなくて、扉の中に短距離転移して、家に侵入。魔力探知しても人気がないので、地下通路に向かおう。
うわー、こっちには人がいっぱいいる気配がするねぇ。全員倒そうか。
「そこにいるのは分かっているのだけど….. どうしたのかしら、まさかおびえてるのかしら?」
わかりやすく煽ってみた。
「目的を言え」
おっかしいな~煽りが効かない。
「目的?それを聞いてどうすると言うの?貴方たちはもう詰んでいるのに」
嘘です。何もしてないです。まあさすがにこれでかかってくるでしょ。返り討ちにするからねぇ^^
え、かかってこないの?
「そうね、それじゃあ私からいきましょうか」
「雪猛威」
2,30人が吹っ飛んだ。そんなにいたのかよ。
「氷柱」
1人ずつ倒していく。それでも、魔術攻撃も物理攻撃もどんどん飛んでくる。
「光盾」
こうやって、防御もできるところを見せないとねぇ^^
最後に、
「大渦」
全部洗って、お掃除完了!
「貴方たちの相手など、児戯にも等しいわ」
こんなことまで言えちゃう^^よっし、次いこうか。