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110 入寮

 私たちを乗せた馬車は学園の門をくぐった。馬車は貴賓棟の前まで進んで止まった。


 馬車を降りて私に与えられた部屋へ向かう。2階の角部屋が私の部屋だ。


 ガチャリ。貴賓棟の談話室で貰った鍵で部屋に入室。おお、良い部屋じゃないですか。

 {ありきたりすぎる感想}

五月蠅いっ!だって、本当にそう思ったんだもん!

 {はうぅ!言葉遣いが幼くなっちゃったヴァイス頂きました^^スピンオフで「だもんっ!」って言っちゃうロリヴァイスの4コマ漫画描こうか^^}


 …ならばお姉さん枠は誰にする?

 {いや、いっそここは全員ロリ化させるか?}

むむ、迷うポイント。みんなで幼児化して幼稚園^^するか、一人ロリになったヴァイス総受け路線でおねロリ大量発生も良い。何なら私たち二人でロリ化して二人は幼馴染み!?路線も捨てがたい。あ、関係ないけどドルパロ(アイドルパロディの略)も良いよね^^あれ、好き。いつかそういう話も書きたかったけど芸能界ミリしらだしって思ってたら死んだのさ…ま、要はパロディって良いよね^^

 {わかりみがマリアナ海溝より深いんだが ええ、迷っちゃう><}


 それな~…って、はっ!何故当たり前のようにスピンオフ設定で話してたんだ!?本編が全く進んでないのにスピンオフは早すぎるぞ。こういうのは本編の展開が辛い(T-T)ってなっちゃったときに公式からもたらされる救済措置としてのギャグ若しくはほのぼのだろっ!唯でさえゆるっゆるの本編に加えてほのぼのスピンオフまで出したらいよいよシリアスが吹き飛ぶぞっ!

 {君の急に正気を取り戻しちゃうところ嫌いじゃないよ}

うん、それ褒めてるの?

 {貶してはないよ}

…反応に困らせないでくれる?

 {善処します}


 そんなくだらないことをつらつらと考えている間にメイドの二人は荷ほどきをある程度終わらせたらしい。お茶を入れてくれた。

 「どうぞ」

 「ありがとう そういえば貴女達のいれてくれたお茶を飲むのは初めてね ああ、口調はいつも通りに戻しても良いわよ」

 {盗聴防止結界張りました^^}

ありがとさん、矢っ張り君、有能だねぇ^^

 {いやぁ、それほどでもぉ^^}


 「分かった いつも通りの話し方で行く」

 「ええ、その方が気楽で良いでしょう グラウも楽にして頂戴」

 「はい、じゃ、じゃあ、くつろがせて貰いましゅっ!」

噛んだ。

 {噛み噛みになっちゃうロリ…うーん、どこかで見たようなコンテンt}

最後まで言うんじゃねぇ!これがグラウの個性なんだ!


 {個性ねぇ、個性というなら私的にはそろそろメスガキキャラが欲しい}

その心は?

 {分からせたい^^}

分からせしかないよね^^分からせ、それは相手を徹底的に追い込み、格の違いをその身に叩き込む行為。折れるだけ心を折って一寸優しくしたら即堕ちるんじゃないか説あるよ。チョロインだよ?知らんけど。

 

 {チョロイン(笑)あ、もう一つの方忘れてない?}

もう一つ?…あ、主に人を小馬鹿にしたり侮るような生意気な言動や態度を取っちゃい、雑魚嘲笑を繰り返すというメスガキ構文を使いこなすメスガキちゃんをドSホイホイ展開でおっきなお兄ちゃん(笑)が陵じょk…

 {っ!最後まで言わなくて良いからっ…ここからの展開がR18の作品6~7割だろ…知ってるぞ}

私たちは全年齢でお送りしたいね。

 {出来るか?}

出来るかどうかじゃない。やるしか無いんだ。

 {一見格好いい台詞をシチュエーションが台無しにしているのは気のせいじゃ無いな…}


 でも、煽れるだけ煽って分からせの無い私たちってある意味ではつまらないメスガキに分類されたりするんじゃ…

 {あ…でもさそこは謎の美少女だから 我々は煽りが激しい謎の美少女 そもそもメスガキではない}

そうだよね^^謎の美少女は敗北してはいけないんだ^^だから分からせは発生しないし今日も今日とて謎の美少女は謎の美少女なんだ^^


 こうして成り立っているかよく分からない会話を繰り広げながらゆったりと今日が過ぎていくのだった。

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