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SLOW STEP -東京事変編-【1巻】  作者: じゃがマヨ
寿司と言ったらシーチキン
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第7話



 ボッ



 私に向かって飛んでくる金属の粒子もろとも、地面に圧縮させた黒点(ブラックポイント)をぶつけていく。


 黒点の1つ1つは、空間内の重力を押し固めて放つ波のようなものだ。


 それ自体ではなんの役にも立たない。


 慣性力の働く空間内で質量を持つ物質にぶつかった時、重力の働く進行方向に対して物体の持つ“質量”を変化させる。


 対象となる物質そのものの質量や密度を変化させるという意味ではなく、その周囲を取り囲む物体間の「時空」をねじ曲げるって言った方がいいかな?


 黒点と衝突した物質ないし空間は、一時的に通常の何倍もの重力場に襲われる。


 出血大サービスで範囲を絞らずにぶつけてやるよ!


 地面から出てきたいって思えるようにな!




 ボッボッボッ




 黒点を利用した重力の波は、地面に到達するや否や不規則に地形を変形させていく。


 あんまりやりすぎると大穴があいちゃうから、さっさと出てきた方がいいよ。


 私は宙に浮けるけど、あんたはそういうわけにはいかないでしょ?


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