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それからも俺は体育倉庫に入り浸っていた、いや、生徒会長様の命令であるのだから入り浸らされていたのだが、あれから継続的にあの少女、元気溌剌といった感じの八重歯がチャームポイントのショートの彼女は来ていた。
まあ、と言ってもーー
「たのもー!」
はいはい、ハードルだな。これだぞ。
と言った感じで、単調な彼女への俺の対応は日を追う毎に簡略化されていったのだが。
「たのもー!」
ハードルはそこだ。
「い、いやぁ、毎日すまないな!感謝する!」
何、これも仕事の一つだからな。
「これが生徒会庶務の仕事か・・・・・・」
まあ、そうだな。
「・・・・・・」
・・・・・・
何のようですか。
「い!いや!別にそう言うわけではーーいや!そうだ!私は用があったんだ!ハードルが重いから一緒に持っていってくれないか?」
はぁ。毎日お一人で駆けていくのにですか。
「あ、あー、それは・・・・・・そう!今日は腰を痛めてしまってな!」
はぁ。それは災難ですね。
「そ、そうだろう!だから手伝って欲しいのだ!」
・・・・・・
「・・・・・・(ゴクリッ)」
まあ、いいでしょう。仕事も終わったんでね。
「ほ、本当か!」
え、ええ。
「いやぁ、それは良かった!断られたら夜もすがら泣いていただろう!」
何でですか。
「ん?!い!いや!別に他意があるわけじゃないぞ!一目惚れなんかしてないし、これで恋仲が少しでも進展すればなんて全く思っていない!」
・・・・・・
「・・・・・・(ゴクリ)」
そうですか。ではそちらの時間もあると思いますので、早めに運びましょう。
「た、助かる!」
最近節約も兼ねて行きつけのカフェに行ってないので執筆が滞っています。




