表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界のアルケミスト  作者: 多岐川ノリ
幸せを呼ぶ白い花
21/104

 「・・・で、なんであんたがここにいるのよ。」

 私は目の前にいる青年に話しかける。

 「・・・それは俺のセリフだ。」

 私の隣にいるエルウィンも目の前の青年に話しかける。

 私たちの目の前にいるのは、こないだ広場で出会った外国から来たという青年、アーカムだ。

 「まぁ、そんなこと言わないでくださいよ。」

 「大体こっちはシズク1人だけで手一杯なのに、これ以上人間を増やしてどうするんだ。こっちにはそんな余裕は無いぞ。」

 「ちょっと、エルウィン、それってどういうこと?それって私が邪魔者みたいじゃない!」

 全く失礼な言い方だ!

 「実際その通りだろうが!」

 なんだと!?

 「2人とも!そんな言い方しないでください!はるばる外国からやってきたお客さんなんですから!」

 「いや、邪魔なら帰るけど・・・。」

 アーカムが席を立とうとする。

 「「そう思ってるなら帰れ。」」

 「そ、そんなこと無いです!ゆっくりしてってください!お二人もそんなこと言わないでください!」

 精一杯のフォローを入れるリリカ。

 「・・・で、何のようなんだ?」

 ぶっきらぼうに話を振るエルウィン。

 「実は手に入れて欲しいアイテムがあるんだけど、「幸せを呼ぶ白い花」って知ってるか?」

 幸せを呼ぶ白い花?

 「二人とも知ってる?」

 私はエルウィンとリリカに訪ねる。

 「あぁ、知ってるぞ。」

 「ええ、このリーゼガングに住む人なら誰でも知っているお話です。つぼみのままの花を持って願い事を言いい、つぼみが開いて花が咲くとその願いが必ず叶う、という話です。私も実物は見たこと無いんですけどね。」

 へぇ、以外と素敵でロマンチックな話を知ってるじゃない。

 アーカムは話を続ける。

 「それを一緒に探し出して欲しいんだ。とはいっても何も情報が何も無いんだ。何か知っている情報があったら教えて欲しいんだけど・・・。」

 「そう言われましてもね・・・私も実物見たことないし・・・。」

 「知らん。」

 と、エルウィンは一蹴。

 「大体俺はそんな迷信には騙されない。願いを叶えたければ自分で力を尽くしてつかみ取る物だ。」

 うん、なんかエルウィンにしては良いこと言っているような気がする。

 「でも今回は自分のためじゃないんだ。俺の好きな人のために、その白い花を取ってきたいんだ。」

 「へぇ、その相手ってだれ?」

 「それは秘密だよ。誰だって秘密にしたいことだってあるだろ?」

 まぁ、確かにそうだね。

 「この情報は人から聴いた話なんですが、それでも良いですか?」

 「本当か?どんな情報でもいい、聞かせてくれ!」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ