表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

好きな人?

はあ。わたしって何でいつもこう男っぽくなっちゃうんだろう。いつも好きな男子には。

いっつもね

「なんだよ。なんか文句でもあんのか?」

とか言っちゃうし…

あっ。自己紹介忘れた… ゴメン。おっちょこちょいだから…

わたしは荻埜佐友里おぎのさゆり。家族は…弟の荻埜龍平(6歳)(おぎのりょうへい)あと妹の荻埜紗央理(4歳)(おぎのさおり)父と母は共働き。だから一番上の私がお世話をしてる。でも…生意気なんだよ!紗央理と龍平ってやつは!

で本題に入るけど…私の好きな人は田川皓大たがわこうだい。あいつはみんなから好かれていて実は引っ込み思案な私とは大違い!いいなあ。あいつは勉強も体育もできる…。私は勉強は出来てるって言われるけど体育は絶対ダメ!



次の日の朝!

ピピピピピピ!

カチッ

目覚まし時計が鳴った

「ふあああああ…」



「おーーーーーーい!起きて――!」

「んん?」

「にゃあに?おねえたん」

「保育園行くよお洋服とお弁当準備しといたからね!あと朝ご飯食べて―さおちゃん、りょうくんいこう」

「うん」

「おかばんもってね」

カチャッ

鍵をかけてさあ出発。

「おはよ…」

「あ、さゆ!」

声を掛けてくれたのは葉奈森榎並はなもりかなみ

「よっ」

皓大だ…

「なによ」

「嫌。かわいくねえ」

「可愛くなくて結構。どうせ榎並と比べて可愛くねえぜとか言うんでしょ…」

私なんでいまになって?なんで泣いてるの?

「おい。大丈夫か?ごめんな…俺そんなつもりじゃ…本当にごめんな!」

「あー。皓大が荻埜を泣かせたーー!」

「うるせえ。ヤジ馬は来るな!」

「もういいよ。皓大。なんか勝手に泣いてゴメン…」

「ちょっと落ち着くように散歩しよう!」

「うん」



ちょっと歩いてる時

「おっ。かわいいやついるじゃん。おい姉ちゃん。こんな男じゃなくて俺と付き合おうぜ」

「い、嫌です辞めてください!」

やっと声が出た。その瞬間。今までで体験したことがない痛みが走った。

「うっ…」

わたしは気を失ったみたいだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ