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博士と助手と大発明

反省したところで

作者: 風木守人

「過去に手紙を送る機械を作った」

助手はすかさず、

「欠点は何ですか?」

「君は対応が迅速すぎるよ」

「いけませんか?」

「最善ではないね」

博士の嫌味も意に介さない助手は、

「一体何に使うつもりですか?」

「今までの発明の欠点を、自分に教えるつもりだが」

「成る程」

「件の過去に飛ぶ矢の技術を応用したもので……」

博士がそうつぶやく頃、目の前に一片の紙が突然現れた。

博士はそれを読んだ。

「『その発明、役に立たないよ』」


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― 新着の感想 ―
[一言]  タイムパラドックスがどうとかはあるが、思わずにやけてしまった。
2012/06/30 10:22 退会済み
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