卒業からの~
こ、こんに・・・ち・・・は、皆さ・・・ん。
はじめまして・・・です・・・ね?
ボクの・・・名前は、雨宮もも、と・・・申し・・・ま、す。
き、今日、ボ、ボクは使用人養成学校・・・を、
そ、卒業しま・・し、た。
ぅう・・・ご、ごめんなさ・・・い・・・;;
ボ、ボク、ひとみしりで・・・うぅ・・・ぐすっ・・・;;
な、泣いてなんか・・・ないですよ?
使用人たる者、泣いてなんか、居られませんっ!!
よし、切り替え切り替えっ・・・執事モードON(笑)
ぇえ・・・ボクは、コノ学校最年長で入学し、最年少で卒業します。
何故か、気づいたらランクがG+になっていたり・・・
ぁ、因みにですよランクは、こうなっております。
←低い(弱い) (強い)高い→
F、E、D、C、B、B+、A、A+、S、S+、SS、SS+、SSS、SSS+、G、G+、
となります。
本当になんででしょうか?
ちょーっと、悪魔狩りしたりー、してただけなのですが???
それに、何か皆に一目置かれますし・・・
はっきり言いまして、心外です。
えぇ、とても。
にしても、母様・・・来るのが遅いですね・・・
と思っていると、上空から声が聞こえた。
「もーーもーーちゃーん!!!!!!!!!!!今行くからぁ!!!!!!!!」
と。
うゎぁ、我が母ながら良くそんな突拍子なことがおもいつきますね・・・
「ももー、背後ががら空きだz「でぇいやぁぁっぁぁっぁ!!!!」ぐふぅぇ!?」
あ、父様がお空を舞ってるぅー・・・・・・・・
!!!!!!!!!!????????
「とぅ、さ・・・ま、なん・・・で、お空飛んでるのですか??」
「ももちゃんが投げたからでしょ?」
「あ、母様。・・・?ボク・・・何時投げましたか?」
「ぇ、・・・自分で投げといて解からないの!!?」
「???・・・解かりません。」
だって、ボクほとんど反射的にしているから・・・
すると、母様が携帯を取り出し、怒鳴りだした。
「ちょっとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!???
将星の、ばかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!
あんたのせいで、ももちゃんが強くになっちゃったじゃないの!!??」
『おぃおぃ・・・俺のせいにしないでくれないか?
大体”強くなりなさい”ってもも君へいったのは、姉貴だろうが。』
「そーれぇーでぇーもぉーーーーー!!!限度があるでしょ!!!!???」
『いや、背後から近づかなければ全然大丈夫だから。んじゃ、今からそっち行くよ。』
「ぁっ、待ちなさいッ・・・くそ、切られた・・・」
「あの、母様・・・?」
ボクがおどおどしながら聞くと
「何よっ!!」と、睨まれた・・・。
「・・・お前らなにやってんの?」
と横から声がかかった。
見てみるとその人は・・・
「将星!!」
母様が怒鳴った・・・こ、怖い
「将星くんッ!!母様が怖いッ!!」
そういって将星君の後ろに隠れた。
「怒鳴るなよ姉貴、怖がられてンぞ?」
「っ・・・ず、ずるいっ!!!・・・・
それに何よ・・・将星君って・・・・!!!!
あたしも、胡桃ちゃんってももちゃんに呼ばれたいっ!!!」
「ぇ?・・・く、胡桃ちゃ・・・ん?」
そんなことで良いなら幾らでもいいますが?
「ぇ゛!?・・・おまっ、言うのかよッ・・・?」
「きゃあ~~~vVももちゃんありがと~ぅ!!!」
と言って抱きつかれた。
「ッ・・・・!!!!!」
涙目になるボク。
「ぁ、姉貴・・・もも君人に触れられんの苦手なんだぞ?
特に、男とかはもっと不味い。」
そうなのだ・・・ボクは人に触れられるのが、大の苦手なのだ・・・
手袋をすれば、手くらいでは触れらるけど・・・
「ぇ~・・・しょうがないなぁ・・・でもさ、雫乃くんだったら・・・?」
「ッ・・・・ナノは・・・もぅ、ボクのことおぼえてはいません。」
そうナノはもうボクのことを覚えていない・・・
「ぇ・・・?何で覚えてないのよ?」
「・・・もも君が自分で考えて、ナノから自分に関しての記憶を
抜き取ったんだよ・・・。」
「ぇ・・・!?な、何でy「つーヵ、姉貴さぁー今日はもも君を見送りに来たんだろ?」
あ、そういえば!!!???」
「・・・そうですか見送り・・・・ぇ!!?」
「だって、雫乃君に会いたいんでしょ??
記憶がなくても??どーせももちゃんのことだから”影からでも良いから
守りたい”とか思ってんでしょ?ちっちゃいくせにw」
「・・・その通りですけど小さいって言わないでくれませんか?胡桃ちゃん?」
「はいはい・・・(可愛いって意味なのになぁ・・・)で、
ももちゃんを編入させてくれるわよね?将星??」
「いいけど。ただ条件としてして欲しいことがある。」
と将星君。
「して欲しいこと?」
「ぁあ・・・それは・・・生徒会の世話係だ。」
「はい。わかりましたが、何でですか?」
「ぇーっとな・・・生徒会の奴らは、自由奔放なんだよ。
それに、普通の奴らより力が強いんだ。
財力・魔術・能力・容姿、などが普通の奴らより高い
だから、お前がちょうどいいんだ。
だって、お前なら力(実力)でねじ伏せられるし、な?」
「・・・いいでしょう。そのような理由であれば世話係をしましょう。
・・・楽しみです・・・。」
あははは・・・ほんっとに楽しみ♪
「んじゃ、決まりなのね?じゃあ、いってらっしゃ~いvV
荷物は、すべて送っておいたからww」
そういって、何時の間に来たのかテレビに出てくるような
車におしこまれた。
因みに、もも君に投げられたおとうさんは、
何処ぞの木の枝に引っかかっていたとか、いないとか・・・
もも君の暴走は続くのであったww