第四話 「展開が速すぎじゃね?∥Is development speed 」
―――向かいに影3人―――こっちに影1人+俺と言うおまけ―――
―――向かいに影3人―――こっちに影1人+俺と言うおまけ―――
「展開が速すぎじゃね?∥Is development speed 」
いくらなんでもこんな事初めてだぞ!?今の俺の、この現状が小説化してもおかしくはない!断言出来る!!
この状況を後で(俺が無事生還出来たら)友達に言ってみようかな。
「乙」って言葉が返ってきそうだが(笑)
笑ってる場合じゃないな。状況を何とかしなくちゃな。
とりあえず左手で俺の右手を握っている影に喋りかけてみた。
「あの~・・・聞こえますか?」するとコクコクと頭を上下に振ってくれた。どうやら音は聞こえる様だが喋る事は出来ないようだ。俺は続けた。
「じゃあこの状況は何ですか?」と言うと、影は右手の人差し指を向こうの影達に向けた後、今度は右手を右方向に突き刺すように向けて、手で丸い棒でも握るような形をした。
そしたらその右手から影が集まりだし、黒い剣らしき物が姿を現した。
すると相手の影達の一人の内の女らしき奴が、右手を自分の上に伸ばした。
すると残りの2人の奴らからも俺の隣にいる影と同じ方法で黒い剣を出した。
「ヤバくね?」と呟いた俺とは別に、隣の影が左足で地面を踏むと、地面からまた黒い剣が出現して、俺の手を握っている左手を離してから影は左手の人差し指で剣を指した。
「取れと?」コクコクと頷く隣の影。
「嫌と言ってもしょうがないな・・・やるか!」
そう言った直後に相手の影女が俺達に向けて右手を振り降ろしたのだった。
長すぎる小説は疲れるので短めに書いて投稿してますが・・・じ、実は長く書けないだけなんだからね!