第三話 「影∥shadow」
声が―――出ない―――
いや・・・声は出るけど出ない。
そりゃそうだ・・・絶句しているからだ。
絶句している理由?
目の前に[影]が居るから___
声が―――出ない―――
いや・・・声は出るけど出ない。
そりゃそうだ・・・絶句しているからだ。
絶句している理由?
目の前に[影]が居るから___
「影∥shadow」
「意外とこういう場所やまったく行かない場所って好きなんだよなぁ」と独り言を呟く俺。
何か廃墟みたいな感じの神社だな・・・と思っていると・・・。
ん?今・・・俺の影が・・・目を細めて凝視する俺。そして・・・。
―――現れた―――
俺の影から出た、立体的で人の形をした影。
しかも俺の方に近づいてくるんですけど・・・
そして向かい合った俺と影。
すると手を・・・いきなり握ってきた!
驚愕していると、今度は神社に向かって走り出した!!
怖ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!
でも、神社に着いたら更に驚いた事が待っていた・・・。
「3人の・・・影」!!!!
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