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躾けから始まる100ゴールド伝説

久々に書きます。

目指せ読まれること(笑)

 私ジン·ブレイブは勇者の家系に生まれ、私には家を継ぐ兄グレイ·ブレイブがいる。


 最近魔王が復活したみたいで、瘴気で出来た魔物が増えてきた。


 その為、兄が一人で魔王を探し討伐すると言うことになった。


 兄のスキルはピンチがチャンスになると言うチートだろ?と疑うくらいイカれたスキルだった。


 自分自身がピンチになればなるほど、自分の力がみなぎり敵をなぎ倒して行く。


 仲間は連れて行くと、足手まといになると言うことで、一人での出陣となった。


 勇者の家宝聖剣ブレイブソード、体にはブレイブアーマー等ブレイブ家の秘宝で固められた装備。


 負ける様子がないような出で立ちで出征でいくつかの街を回りながら出陣したのが、約一年前。


 たまに国に兄から進捗状況の、手紙が送られているみたいだ。


 ブレイブ家が住んでいる土地スタースは争い事もなく、農業が盛んな小さな村と王国の中間みたいな中途半端な国であった。


 そんな時、私はスタースの王に呼び出された。


 どちらかと、言うとスタースの王はそこら辺の村長にちかい感じだ。


 なんの用事だろうと身構えながら、王室に行くと王の部屋へ通された。


「どうも、お久しぶりです、スタース王。何かありましたか?。」


 昼間農作業でもしているのであろう。


 全身真っ黒で首の下には、帽子止めの紐の跡が付きその部分が少し日焼けしてなくて白くなり少しカッコ悪い。


 謁見の場と言うのに、上はコート、コート下は裸、下はトランクスと、場に相応しくないラフ過ぎる格好で、大した用事じゃないのでは?と勘繰ってしまう。


「グレイからの連絡がない。普段ならもう連絡が来ているのだが、3週間ももう連絡がきていない。」


 まさかあんな格好で、こんなガチな話が出てくることにより私は少し混乱した。


「ででで、私は何をすれば良いのでしょうか?。」


 あまりの同様に少し動揺する私


 王はテーブルに袋を置く。


「このゴールドをやるので、グレイの生死、状況。後はこの一年でグレイが倒したであろう四獣鬼が一年で復活する様になっておるので退治をできる限りで頑張ってくれ。そろそろ瘴気が満ちて四獣鬼が復活すると思われるからいそいでな。このことは他国にバレぬように頼んだぞ」


 いきなり過ぎてますます混乱したが、まず私は戦闘得意じゃない、程々嗜む程度だ。


 次に家にある装備は女の私には入らない物が多いので、王から貰ったゴールドで、買わないといけないけど、この国の装備この地域が敵が弱いこともあり、あんまり良い装備がないのが事実である。


「国のもっと強い人に頼めないのでしょうか?」


「国の者よりブレイブ家に任せたほうが確実に結果はでる。」


 そこまで言われたら、女が廃る。


 しかも兄に何があったか気になるしね。


「分かりました。ゴールド袋貰って行きますね。これで装備を揃えて兄探しに気を配ります。」


「で、怒らんで聞いてほしいんじゃが……そのコイン袋の中身100ゴールドしか入っていないんじゃ……」。


 なんだってと腰から崩れ落ちるジンの姿がそこにはあった。


「昨年のお主の兄への謝礼金や出征での旅費等今回お金を使いすぎてのう。隠密行動ということもあり、国庫からの使い込みが後でバレたら大変なので、全部ワシのポケットマネーじゃ。現地調達でなるべく、グレイがいなくなったことがわからないようにたのんだぞ。」


 100ゴールドで何が出来るっていうのだ。


 だが100ゴールドでなんとか出来るのが私のスキルなのだ。


 私のスキルは躾ける。


 どんなものでも、長く使えば命を与え躾けることが可能なのだ。

良いねと、ご観想等あればうれしいです。

最後まで読んでありがとうございました。

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