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「ええ!?落としちゃったんですか?」


「ちょっと大きな戦いがあってね、確かにポケットに入れてたハズなんだけど、気が付いたら無かったのよ、アハッ」


「…何故処分しなかったのですか?」


「いやー、いつかはするつもりだったんだけど、その内また役に立つかもって思ったら貧乏性が出ちゃってさー」


「なるほど、言いたい事は多々ありますが仕方ありません。それで今日はどの様な理由でこちらに?」


「もし私と同格の誰かに拾われでもしたら、彼らに危険が及んじゃうかもしんない」


「…どういう意味でしょうか?」


「一度転生した者が元の世界に戻るなんてスゴく稀なのよ。だから彼らの能力を欲した何者かが、彼らを再び召喚するためにつけ狙ったりするかも…」


「でもそんな都合良くピンポイントで召喚とか出来るんですか?」


「普通は無理なんだけど…あの門には彼らの足取りが残ってるからねー」


「……」


「わわっ、ダメです!!剣を仕舞ってください!」


「でもでも私の方で何とか対策を考えてみるから」


「当然です。元はといえば、アナタが撒いた種なのですから!」


「…仰るとおり、ごもっともです。必ず何とかさせていただきます」

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